のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

シャーロック  #6~7

6話
前世の記憶や記憶操作と、ネタはとても好みだった。このシャーロック世界で、記憶操作の研究も成功しているのか~すごいなぁと思ったら、そんな事はないオチである意味納得でした。
家庭内での様子、宇井少年への態度を見るにあやかのママが一番の悪人という結果になってしまい、犯人である宇井の悪事が完全に霞んだ。女子高生時代のママにストーカー扱いされたせいで高校中退、あやかにも実験は効果があったフリをされて親に対する抗議に利用されと、親子二代にわたって傷つけられるという目も当てられない悲惨な結末。あやかに記憶操作の実験をしていたのは何の罪になるの?と思ったところでやっと思い出した、そういえば教授を殺してたんだったこの人。

 

7話
かつて世間を騒がせた大泥棒とその孫、それを見守るシャーロック、長い時間を経ても色あせる事のなかった相棒との友情、死人も出ず、拉致犯もそれなりにゲスくて同情する余地もなく、ファンタジー感溢れる展開で面白かったな。少年シャーロックが可愛かったのに加え、その子供に張り合おうとする若宮も可愛かった。若宮の推理した「2時間の移動」も、同じ場所をぐるぐるしていた可能性を全く考えていないのに、それを褒めてしまう誉を不思議に思ったけど、若宮をその気にさせる方便だったのだねぇ。結局手のひらの上で踊らされている若宮w
珍しく太陽の下、近くでは少年野球が練習中で、なんて健康的なバイオリンタイムだ!と思ったら、ボールが命中して笑った!!ディーンさんのあの表情。こういうパターンもありなのね。

グランメゾン東京 #5

メンバー(古参組)の尾花に対する信頼が厚いね。彼の味を信じているだけでなく、彼の性格や考えも十分に分かっている。だから、倫子さんの事で個人的にモヤモヤしたものがあったかもしれない京野も、自分を犠牲にしてでも店を守ろうとした。立派なキャリアを持ち、プロフェッショナルとしての考えも行動もできる大人の男である京野が、すぐにバレるような嘘をついてでも守ろうとするなんて、少年のようなみずみずしさと熱さを見せられてグッと来たよ!
失礼な事を言いますが、玉ちゃんってこんなに演技できる人だったのですね~!!今回とても良かった!繊細な表現に、なんとなく窪田君を思い出したよ。J事務所の方が主演だと、一緒に後輩の若い人も出演する事が多いような気がするのですが(あくまで個人な印象です)、そんな中でも木村さんはあんまりそういうイメージないよね(しつこいようですが、個人的な印象です)と思っていたのに、今回は後輩も一緒なのか~と侮ってました。でも、玉ちゃんの演技良かった…祥平を魅力的に見せてくれて、楽しませてくれて、侮っていた事をお詫びしたい。まかない飯を前に尾花と祥平が並ぶ場面、そしてかつての尾花が祥平のまかない飯を泣きながら食べる場面、今度は祥平が尾花をまかない飯を食べて涙を流す場面の流れの美しかったこと。このドラマで玉ちゃんの事好きになりました!!!
ナッツ混入は祥平のミスって事だけど、テロだとか陰謀だとか騒いでいたのに「犯人は祥平」で終わり…?間違えるように中身を入れ替えたとかそういう影の犯人がいるって事はないの?このままだとリンダに祥平が殺されちゃうよ…!!(社会的にだけでなく、物理でも可能そうな圧がリンダにはある)
祥平が丹後の店に行く展開で「面白くなってきた」じゃーん!祥平は、料理に関してはきっと真剣に丹後と頑張るんだろうけど、同時に江藤の妨害を阻止しようと動いてくれるんじゃないかなぁと期待。ただ、丹後が本当に真面目な善人だった場合、誰も彼もが尾花尾花で、最後にやっぱり祥平まで尾花の元へ帰っていく事になったら、あまりにも悲しすぎる。
あれだけ豊富なキャストの中で、憎まれ嫌われ役をたった一人で背負い、見事にその期待に応えている手塚さんはすごい。すごすぎる故に、江藤が憎らしいw