のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

図書館戦争(アニメ)

一度アニメを見て、その後原作を読んでからの2度目のアニメ版視聴です。
原作読んだ後改めて見るとさすがにダイジェスト感がある。ここ切っちゃうのか~と思った場面がいくつもあったが、12話という制限があるから仕方ない。2クールだったらなぁと今更思う。時間的に全てを拾えないない中で、アニメ版は良化隊との大規模抗争を骨子にして話を作っているので、ラブコメや日常を潔くカットしているのは、筋が通った切り方だったと思いました。
ただ、笠原の王子様への想いについては序盤でもっと強く描いて欲しかったな。これがそもそもの始まりであり、あれほどの憧れがあるから正体が分かった時の狼狽やその後の感情の変化が面白いのだし。
どのキャラもそれぞれ見せ場があり、分かりやすく的確にその個性を描かれていました。でも、もっと見たかった~と思う欲張りな視聴者からすると、少し物足りなかったかな。日常生活やラブコメ部分をばっさり切っているので、そこまでキャラ立ちさせるのは厳しかったのかもしれない。笠原がどんなに王子様を慕っているか、堂上教官の葛藤、手塚のエリート然とした中に見える子供っぽさ、小牧教官のフォローやここぞという時の厳しい正論、柴咲の笠原への愛情と超有能さ…などなどもっともっと見たかったー。とはいえ、文字ならともかく、あまりに甘々な場面を映像で見せられても胸やけを起こしそうだから難しいのかもしれないけど!
良化隊との抗争場面に重きをおいているだけあって、実戦の厳しさ、状況の危険さ、生死をかけた戦いである事が、文字で読むよりも強く伝わってきた。笠原の母やあれほど頑なに反対する気持ちも分かったよ。
声優さんの演技は、改めて見てもどのキャラにもぴったりでした!特に堂上教官な!!最高です!!!

 

 

図書館戦争 Blu-ray BOX (劇場版映画公開記念パッケージ)

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グランメゾン東京 #7

ミッチーを見ながら号泣。結構な勢いで泣いてしまった!くしゃくしゃの顔で泣くミッチーを見て、ミッチー演技上手くなったなぁ…とそこにも感動してました(謎の上から目線)。ありがとう『グランメゾン東京』、ありがとうミッチーを相沢役にしてくれて(さらに謎の上から目線)。
最初にエリーゼが登場した時は、なんという自分勝手な女!と思ったが、気さくさや相沢に対する思い、アメリへの気持ちなどが見えてくると、悪い人じゃなのね…と思えた。が!やっぱり、娘を置いて消えるってどうなの?今更現れて娘をパリに連れていくってどうなの?とそこはモヤモヤするよねぇ。パリに戻って彼女一人で仕事をしながらアメリの面倒を見られるのかも気になるし(もしかしたら彼女にもそばに両親がいるのかもしれないが)。
あと、トップレストラン50の発表1週間前に「エスコフィユ越え」を条件にされた所で、もう審査(調査?)なんてとっくに終わってるんじゃないの?この賭けを言い出された時点で努力も何もできないじゃん!と思ったのだけど、エリーゼ的には「三ツ星三ツ星言うなら、当然最低限のレベルはクリアしてるんでしょうね?」という、賭けというより誰が見ても分かる評価で見せてみろという単なる現状把握だったということか。
今まで以上に寝る間を惜しんで努力し、アメリとの時間も作っていた事を心配するエリーゼと、エリーゼアメリの事を考えて身を引こうとした相沢のやり取りも泣けた。ミッチーの表情見てたら泣けたよー。アメリのシャイな笑顔も可愛かったよー。
丹後の、芹田を厨房に案内するフェアプレー精神や江藤の不正を快く思っていない様子を見ると、素晴らしい好敵手感がすごすぎてgakuを応援したくなる気持ちが強くなってくる。こういうかっこいいライバルだと、主人公最大のピンチに颯爽と現れ共闘するのが最高に燃える展開なんだろうけど、さすがにこのドラマでgakuの後にラスボスを作りようもないしそれは無理だよねぇ。
エリーゼアメリと相沢の顛末に涙した後に、突然の京野の告白にはえ?ここで!?となった。京野さんの想いは、大人として静かに、そしてほのぼのと進んで行って欲しかったから、あまり面倒くさい展開にはなって欲しくないよ~。個人的な希望としては、恋愛感情で尾花に嫉妬するんじゃなくて、俺の方が尾花と付き合いが長いのに二人が仲良くて相棒として寂しいから、俺も仲間にいれてくれ ぐらいのほっこりちょっと笑える大人の友情展開でも良かったのよ…