のんべんだらりといきましょう

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アンフェア #1

面白かった!かなり好みです、この手のドラマ。まずキャストを見ただけでもワクワクするものなー。
だけど、一つ気になっているのは「アンフェアなのは誰か?」の栞連続殺人事件で、最終回まで続けるのか?ということ。何となく3〜4話で一つの事件というような展開を想像していたので、これだけでずっと続けるには事件そのものの吸引力が若干弱いような気がしてきた。
雪平(篠原涼子)は、あのやさぐれた感じと同時に彼女の中の正義感が上手く表現されていて、素直に魅力的なキャラだと思った。全裸でベッドと脚やお尻がギリギリ見えるくらいまで体を張っていて、ちょっと驚いたよ。でも、乳がはみ出て見えるバックショットはご本人なのだろうか?これはちょっと疑問だった。遺体のあった場所で最後に見た景色を追体験するという儀式は、雰囲気があった良かったなー。
瀬崎、というより西島秀俊本人の無表情さと抑揚のないセリフ運びが、感情を表に表わさないキャラにピッタリだった。あと新人刑事・安藤(瑛太)は、単に雪平に振り回されるだけの役回りではなく裏に何かあるキャラであって欲しいと思ってしまった。瀬崎の事情聴取で見せた不敵な笑み(?)にちょっと期待してしまったよ。思い切って事件に関わっていてもいいくらいだ。
りえこ(小林麻央)へのメール、パソコン、編集者(出版社?)への恨み…等、ビックリするほどアイテムが散りばめられていたが、さすがにあのゴーストライターが犯人という事はないと思うのだけど。でも、そうすると怨恨ではなく愉快犯に近くなってしまうような気が。だとすると誰が犯人か全く分からない…と言うより誰が犯人でもいいじゃん!という事になってしまう。久留米(井上順)とその秘書もちょっと怪しい動きをしているし、とりあえずゴーストライターの功名心を利用して何かしていそうだよね。
新しく来た家政婦(木村多江)は、何らかの事件に関わっているのかな?雪平が射殺した青年の姉とか?そういう繋がりだろうか?
薫ちゃん(加藤雅也)の派手な柄シャツが気になる。あと、いろんな感想を見るたびに嘆きの悲鳴が聞こえてくるりえこさん。私はドラマで見たのは初めてだったので、あれくらいの出番なら(狙われ役もしくは殺され役)ならそんなに気にならなかったな。追われるシーンはちょっと緊張感でドキドキしたし。ただ、「どう考えても仕事する気はないだろ?」と思わせるようなゴージャスな私服はちょっと気になった。
あー、感想を書いていたら、何となく『沙粧妙子・最後の事件』を思い出してしまった。あのドラマ好きだったな。