のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

アンフェア #6

すでに雪平(篠原涼子)が検挙率ナンバー1の凄腕刑事に見えなくなっている。自分の子供を誘拐されて動揺しているのは分かるけど、やたらとマスコミの前にしゃしゃり出で犯人を煽っている行為が無駄に見えて仕方がない。夫・和夫(香川照之)には、その行為の理由を述べていたけど、そんなの犯人から電話があったときに直接言えばいいじゃん!と思ってしまう。イライラしているだけで、捜査をしていない今回の雪平はイマイチだったなぁ。
誘拐されている牧村(木村多江)は共犯だった!というのは、大して驚きの事実ではなかったが、「痛いじゃないの」で煙草スパーな牧村にニンマリ。待ってました!黒多江!!誘拐犯の顔を知らないと言うことは、ネットなどで知り合った「警察(及び雪平?)に恨みをもっている者」が集まって実行されているのか。誘拐犯と牧村以外にも仲間がいそうだよね。そうなると他の共犯者として有力なのは、前回の言動から安藤(瑛太)か?黒コートの誘拐犯は蓮見(濱田マリ)だろうねー。牧村のパソコンの情報や、事故の加害者の情報がブロックされている件を雪平に教えたり、上手く事件を誘導しているような気がする。ただ、動機が全く分からない。瀬崎(西島秀俊)の時みたいに、曖昧にされてしまうのだろうか。
小久保(阿部サダヲ)が実に勿体ない!上昇志向の強い単なる小物で終わってしまうのかなー。山路(寺島進)に事件を握りつぶせと言われた後の不敵な微笑みは、雪平を追い落とすというより山路の弱みとなりうる情報を握ったからだと思いたい。雪平に嫌がらせしているぐらいでは終わって欲しくないよ。
雪平の父が殺された事件と、雪平が少年を撃ち殺した事件の関係者が登場人物の中にきっといると思うのだけど、それが誰かはまだ分からないなー。父親を殺した犯人がラスボスかな。これもきっと警察関係者だろうなー。