のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

医龍 #7

霧島(北村一輝)の独壇場。これまでのしがらみ説明がメインだったおかげで龍太郎先生(坂口憲二)の影が薄かったくらいだよ。前半は霧島、後半は荒瀬(阿部サダヲ)、そして要所要所で藤吉(佐々木蔵之介)が決める!という魅力的な布陣でありました。あれ?龍太郎先生は?いやいや、もちろん見せ場がありましたよ。悩める加藤ちゃん(稲森いずみ)が屋上へ行くと、そこには伊集院(小池徹平)、ミキ(水川あさみ)、藤吉が並んで棒立ち。昼間だけど来ましたよ!この瞬間が!!フェンス沿いでイメージトレーニングに余念がない龍太郎先生。残念ながら今回は夜でもなく裸でもなくスモークもなくと地味な感じでありましたが、大の大人が遠巻きに龍太郎先生を生暖かく観察しているというシチュエーションだけでもかなり笑えます。いずれチームメイトがドラゴンのトレーニングを揃って鑑賞するという場面が見られるかもしれないなぁ。
歪んだ霧島を演じる北村一輝はさすがだった。龍太郎先生にかなわないと痛感した時のあの狂った感じの表情、そして加藤ちゃんに「どうして朝田なんかに…」と言ったときの表情で、ただただ気持ち悪い敵役なだけではない魅力を感じました。まだまだ霧島による龍太郎先生追い落とし作戦は続行中ですが、次はどんな手を打ってくるのかが楽しみ。一体誰と手を組んだのか?
荒瀬の黒髪バージョンも良かったなぁ。新薬の実験のため次々に患者に麻酔を打つ彼の葛藤が見られる目つきが最高でした。次回はやっと荒瀬メインのお話なのかな。