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大神

大神 PlayStation 2 the Best

大神 PlayStation 2 the Best

クリアしましたー!ラスボス戦は涙涙で今までの思い出が一気に蘇りましたよ。
筆で描いたような柔らかいタッチと、日本昔話や日本神話をモチーフにした純和風のストーリー、音楽も良いし、『大神』の世界観がとにかく素晴らしかった。ウシワカの華麗なステップや、ミカンじいちゃんの踊りなど、純和風な中に西洋風なスパイスが入っているのも気に入っている。ミニゲームに拘らなければ難易度もそれほど高くなく、詰まるところはほぼなかった。筆しらべにしてもミニゲームにしても、練習して慣れてくればクリアできない事はないレベルに設定されているので、そのへんのバランスも上手くできているなーと思う。
キャラクターはどれも愛嬌があって魅力的、感情移入が実にしやすい。もの言わぬアマテラスだけど、遊んでいるうちにその表情から何を言いたいのかが分かってくるから面白い。サブキャラまで丁寧に作りこんであるので、久しぶりにそのキャラの再会してもどんなエピソードがあってどんなキャラだったかがすぐに思い出せたくらい。
以下、ネタバレも含みます。



鬼が島を終えてカムイへ行った時は、ちょっと気が抜けてダレた。鬼が島に気合を入れすぎたのと、疾飛丸との競争があまりにも熱かったため、新たな土地へまた行くのが面倒臭くなったんだけど、物語が進むとやっぱり面白くなって止まらなくなった。確かにやりこみ要素もたくさんあってそれも魅力のひとつだけど、メインストーリーがとてもしっかりしているんだよね、このゲーム。
ヤマト前で相棒と別れてしまった時は、かなりショックだったよ…。ここまで来て何で一緒に来てくれないんだよ!と恨み言を言いたくなるくらいに。ラスボス戦でも、彼が加勢に来てくれるんでしょ?と信じ続けていたんだけど、まさかああいう方法で助けてくれるとは…。あれは泣けた。ベタだと分かっているが泣けるんだよー。天神族が月の民を信頼していた事や、月の民とアマテラスの絆を見せられた後だから、余計に泣けた。
あと、途中で物語の語り部があの人だと気がついた時は、ガツーンときた!100年前の神木村での戦いでやっと分かりました…。え、気づくのが遅すぎた?それが分かってから、物語が見事にひとつになったような気がして、本当によくできているなーと感心したよ。
終盤はストーリーもどんどんヘビーになっていくけれど、そんな中でも動物にエサをやるとぽわわ〜んとハートを出して喜んでくれるのを見ると心が安らぎました。あれは癒される…。

  • プレイ時間…87時間12分35秒
  • 死亡回数…0回 (神)
  • 総妖怪討伐数…1391体 (神)
  • 総取得金額…6820001両 (神)
  • 総取得妖怪牙数…500本 (神)
  • 総取得幸玉数…6911 (神)
  • はぐれ珠…100個
  • 魚図鑑…図鑑埋めコンプリート
  • 骨董品図鑑…図鑑埋めコンプリート
  • 動物図鑑…100%コンプリート

サブイベントもほぼクリア。唯一出来なかったのは、アガタの森・ネムリへの蜂の巣運びでした。あれは酔うから無理だよ…。

クリア後の贈り物「設定資料集」が見ごたえありすぎです。あの手のクリア特典ってほとんど見ないんだけど、今回はガッツリ拝見させてもらいました!準備稿見ているだけで楽しいよ。カプコンから出ている「大神設定画集」が本気で欲しくてたまりません!!