面白いなー！犯人が捕まっていないどころか、手がかりすらほとんど手に入っていないような状況、時間も事件発生より1日しか経過していないのに「なかなか進まない」な感想は一切なかった。いや、むしろ濃密過ぎて圧倒されるわ！
四草兄さん、もとい元麻薬中毒者の飯塚が手をプルプルさせて虚ろな目をして登場した時は、日比野と黒木が飯塚＝犯人を押さえて事件解決。それで特捜に選ばれなかった日比野は面目躍如〜って流れかと安易に考えてしまった自分は甘かった。まず、寺田さんが刺されたことに「えぇぇぇーーー！！」今回も死人が出てしまうかと思った…。しかも、結局飯塚が犯罪を犯してしまったのは、日比野の勇み足が原因って。寺田さんに怒られる日比野と一緒に私までションボリとなってしまった。
真面目で一生懸命な鶴ちゃんも「もなみさんが苦手だった、コンサートがなくなればいいと思った」って、なんて重過ぎるカミングアウト。黒木だけじゃなくて、いろんな人がいろんなものを背負っているのが見えてくると、キャラに親近感と愛着が湧いてくる。
今回の佐久間様は、署長にも遠慮なく上から目線で物申しておりました。後はやはりラストの「穴を埋めろ」2連発！1回目と2回目の間に黒木のほうを見上げた表情がとても素敵でございましたですよ。
ベタなところで、ものすっごい精神集中した黒木が書き上げた捜査本部名、あまりにもド下手で笑ってしまった。あと、捜査一課時代に親しかった同僚、岸さんが中盤あたりで殉職してしまいそうでなんだか心配だ。
