コミック怪 Vol.07 2009年 夏号

コミック怪 Vol.07 2009年 夏号 (単行本コミックス)

「魍魎の匣」　御筥様の魍魎払い、京極堂の性質の悪い恐ろしさにニヤニヤした。そして頼子のアレはかなりビビッた…あー来るなーと分かっていても、ギョッとしてしまったよ。もう悲惨、悲惨の一言。頼子はあまり好きじゃなかったが、さすがに彼女がに可哀相に思えた。次号から、榎木津の「百器徒然袋　鳴釜　薔薇十字探偵の憂鬱｣が連載開始！「魍魎の匣」とＷ連載！楽しみ！それにしても両方合わせて何ページになるんだ！
「イヌジニン犬神人」　お待ちかねの「イヌジニン」再会だ！！！やっぱりこの作品があるとないとじゃ満足度が大違い。新キャラ石和さんがいい味出してた。何であんなにホモデブ先生は弟子たちに崇拝されているんだ！いや、私も結構好きだけど！操られている鬼たちの無表情さが不気味だった。あと感情を知らない男が「鼻歌を唄うと楽しそうに見えます」という独り言が一番気味が悪かった。
「ねこまった！」　新キャライヅナ登場。シロさんファミリーが増えて動物園状態だー。動物たちがことごとく可愛くてな和む。でも、キャラが増えてオニキスとシロさんのくだらない争いが少なくなってちょっと残念。あの2匹のどうでもいいいがみ合いが好きなので。
「百鬼夜行」　テンポが良くて面白かった。牛車が付喪神となって「とらんすふぉーむ」したのには笑った。
「平安Haza」　わんこ可哀相…と思って見てたが、ラストでああいう形になって納得した。うん、これはこれで良かったんだろう。毎回面白いんだけど、雑誌を発売する間隔が長いので前回までのあらすじを忘れてしまったり、勢いがそがれてしまったりする感じになる。ので、これは単行本で一気に読んだ方がより楽しめるんだろうなぁ。
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