のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

Wの悲劇 #2&3

2話
面白くなってきた。摩子とさつきがお互いに慣れない生活にあたふたしているだけだった前半は単調だったけど、さつきが成り上がってやろうと目をギラギラし始めるあたりからテンションが上がってきました。あの粘着質おじい様を手玉に取って、上手く扱おうとするガッツと才覚が良いじゃないですか!「W」のマークがないから偽者とバレるピンチが訪れるのかと思ったら、ちゃんとWがあってビックリした。双子かよ!って、よくよく考えたら瓜二つの人間が現れた時に気づきそうなものだが、なんとなくこのドラマなら超そっくりさんがいても可笑しくない世界だと思い込んでた。「そんなそっくりさんいるかよ!」というツッコミを最初からしなかった(できなかった)不思議。
摩子の方は今週も順調にいじめられていましたが、いきなりセンターポジションで踊り始めたのに笑った。幼い頃の習い事でダンスの素養があったのと、さやかの特別レッスンで踊れるようになったと脳内補完しましたが、それにしてもいきなりすぎる。
今回のきららさんの嫌がらせは、根性焼きや傷害の示唆…って相当酷いけど、ドラマのテンションのせいか、どのキャラもろくでもないオーラが出まくっているせいか、あまり酷い人に見えないよね。根性焼きなんて、摩子がクールすぎてあまり痛そうに見えないなかったよ。かわいそうにも見えないし…。がんばれきらら!もっときららにしかできないインパクトある嫌がらせで存在感を示すのだ!


3話
「私、おじい様を殺してしまった!」きたーーーー!!殺人の罪で追われるも摩子との入れ替わり作戦によって何とか逃れようとしてるのに、また殺人犯として調べられる立場になってどうするんだと思ったが、和辻家全員を味方にして隠蔽するのかー。今のところ圧倒的にさつきの人生の方が波乱万丈だし面白いので、さつきの言うとおり「それだけ愛されてて何が不満なんだ」と摩子に対して思ってしまうんだよね。確かにおじい様は気持ち悪すぎるが…。さつきの過去のように、摩子がどんな辛い思いで和辻家に縛られていたのかもいずれ描かれるのかな。それがないとさつきの一人勝ちになってしまうよ!(一人二役だから一人勝ちっておかしいけど)
おじい様の弟(金田さん)とその息子(武田航平さんだとやっと気がついた)が楽しいな。「ないない」とか突然コントが始まってた。あと、絶対に報われ無さそうな(そして見せ場も特になさそうなのが)いいな。
きららさんの嫌がらせコーナー。靴で顔をグリグリ、バケツの水をぶっかける。普通!普通すぎるんだよ!!(←酷い)初回の、みんなの前で庇うふりをしておいて、便器に頭を突っ込むくらいのはっちゃけぶりが欲しいのよ。このままじゃホントにヒロイン武井咲ちゃんをいじめる嫌なキャラで終わっちゃって、良いとこなしじゃないか…。もっとこうキャラ立てて、嫌がらせシーンで笑えるくらいにしないと!