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県立ぐんま天文台 

8月3日(金)に群馬県の高山村にある県立ぐんま天文台に行ってきました。
ここには150cm反射望遠鏡と65cm反射望遠鏡があって、毎週土日は予約なしで望遠鏡を使って天体観望をさせてもらえます。夏休み期間はそれに加えて金曜日の夜も開いているので、出かけてみました。
駐車場から天文台は約600メートルの遊歩道を歩きます。駐車場の光や車のヘッドライトで空が明るくならないようにするためなのだそうです。緩やかな階段の続く道を10分くらい上ると、天文台の灯りが見えてきます。この時点ですでに汗だくな私…。



きれいで新しい建物でした。
山の上だし、金曜日の夜だしあまり人はいないのかな?なんて思ってましたが、見学者が多くてビックリしました。夏休みだってのもあるのかな。お父さんと見に来ていた小学生二人は、首から一眼、手にはビデオカメラ、そして話している内容は望遠鏡や天体のお話…と立派な天体ファンのようでした。こういう少年たちがゆくゆくは科学者や宇宙飛行士などになるのかなー。
65cm反射望遠鏡ではわし座のアルタイル(彦星)、さそり座のアンタレス、M4という球状星団を見せてもらえました。白く光るアルタイルと赤く光るアンタレスがくっきり見えて美しかった!150cm反射望遠鏡はさすがに混んでいて、順番待ちが20分くらいありました。湿度をとても気にしていて、ずっと開けてはいられないようなので、時間を区切っての天体観望だったので、余計混んでいたのかもしれません。

8月の下旬には旧暦の七夕もあるので、七夕飾りがどーんと飾られていました。
そういえば、この天文台はドラマ『僕とスターの99日』でも登場していて、撮影時に撮った記念写真や西島さんのサインも飾られていました。『仮面ライダーフォーゼ』でもロケしていたような気がするのですが、特にフォーゼのサインはなかったような。


そしてこの前日に購入した一眼レフカメラのデビュー戦です。


北斗七星。
撮れる!星が撮れる!!腕前は別として撮れることは分かった!!
レリーズ買っておいてよかった。私の持っているのは本当に初歩的なレンズだと思うのだけど、これだけ明るく写るのに感動。一眼のレンズってすごい…。画像は加工してありますが、明るいというか白っぽくなってしまったので、若干暗めになるように手を加えたほど。シャッターを開いた時間が長すぎたって事なのかな。嬉しくなってバシャバシャ撮ったのですが、実は北斗七星の場所しか分からず、後は適当に空にカメラを向けて撮っていたという。

天文台前にあるオブジェは、ジャンタル・マンタル。18世紀のインドの天体観測施設を再現したものなんだそうです。

再び600メートルの遊歩道下りて駐車場へ。

遊歩道の途中に鐘が置いてあるのですが、私はてっきり「うおー!あと300メートルまで来たぞー!」というような記念というか、達成感を演出するためにおいてあるのか?と思っていたし、そのつもりでカーンと鳴らしていたのですが、実際は熊よけだったそうです。そうだったのか…。