ほんっとに今更ですが、
くらもちふさこ作品をきちんと読んだのはこれが初めて!だと思う。『東京の
カサノバ』とか『Kiss+πr2 』とか、昔読んだような気もなんとなくするけれど、ほとんど覚えていません…。で、改めて読んでみて、やっぱり大御所は違うなーーー!!と感動した。それほど面白かった『
駅から5分』。元々、この作品のような、時間軸があっちこっちに飛びつつも伏線がばらまかれ、様々なところで繋がりあって、ある人から見た同じ場面を別の人視点で見るとこうなっていた!というお話が大好きなのもありますが、ただ、その繋がりが面白いだけでなく、短編としてもどの作品も見事に読ませる。ほんわかする気分になるものや、じんわりと胸に迫るもの、ちょっと切なくなるようなものまで、いろんな角度から楽しませてもらいました。あまりにも面白かったので、速攻で同じ時間の流れ上にある『
花に染む』の1〜3巻も買った!これから読む。楽しみだ〜。