全体的に苦手なトーンで、あまり楽しめなかった…。田代先生がど正論すぎて、無理に手術する必要があるのかと思ってしまったから。田代先生自身もいろいろな考え方があると言っていたし、私が犬や猫を飼った事がないので苦しみ悩む飼い主の心情に沿う事ができなかったのだけかもしれないけど、高齢で体力の落ちている犬の手術を敢行する意味はあったのかとか、以前やった在宅介護で残された時間を大事にする事を飼い主に提案しないのかとか、いろいろと考えてしまいました。
「1%でも可能性があるなら」って、確かにそうなのだけど99%は失敗する可能性もあるって事だよね…。田代先生が飼い主さんにしっかり説明していたから、コオ先生のその場面はあえてカットしたのかもしれないが、術後の事も体力面も含めしっかり説明したのかな?と思った。今回は特に、ペットの死を迎えた後の物語だったため、死を迎えるまでの過程がしっかり描かれていない事も、それでよかったのかと考えてしまう要素になっていたのかな。
ぐりちゃんの飼い主さんの息子にとっても、亡くなったぐりちゃんは大事な家族だったと思うんだけど、そういうわけではなかったのだろうか。ぐりちゃんの事がどうも他人事のように見えて、そこもなんだか違和感というかちょっとしっくりこなかった。
そのようなモヤモヤの積み重ねがあったため、コオ先生が田代先生に「命と向きあいたい」と言った言葉も、リスクを顧みず「自分が」命と生を実感したいからこれからも手術をしていくよ!というサイコパス発言に聞こえてしまった。
あと、炎上その後はどうなったんだ!大丈夫なのか?特に何もしてないけど、いつの間にか沈静化して患者さんは戻ってきたの?そうだ、さらにもう一つ。堀川がIPアドレスから割り出したお店は何だったの?(今は素人でもあんなピンポイントで見つけられるのか!?)発端の書き込みは飼い主さんの息子だったが、あのお店の人が煽り書き込み連発して拡散させたって事だったのだろうか。