のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ハケン占い師アタル #5~7

5話

大崎さんが毎回八つ当たりされてて、見てて悲しくなる。一番きついとき、爆発したときに緩衝材として間に入る役割だから仕方ないのかもしれないけど、みんな大崎さんに容赦なさすぎるよ…。
田端さんは職場での苦労より何より、あの親と弟がきつかった。「いつ帰る?」は心配しているからなどと父は言っているが、お前が心配しているのは自分の飯(身の回りの世話)だろ!と思えてしまった。田端さんが自分の境遇を呪う気持ちも分かるよ。態度がトゲトゲしかったり融通が利かない面もあるかもしれないし、方向性が間違っていたかもしれない(占いにはまる等)が基本的に田端さんは努力をしている人に思えたから、アタルが何を言うのか楽しみだった。過去の記憶のをのぞいて、「お母さんから全部教わっていた」というのが良かったな。「他人と比べるな、幸せは自分で作れ」というのが田端さんに必要な事だったけれど、それだけでは解決できないのが家族の問題。あの親と弟を変えるのか?それは可能なのか?と思ったら、実に潔くバッサリ切ってくれた。現実にはなかなか難しいかもしれないが、あのラストはドラマ的にスッキリできたな。
クソ部長代々木の怨念メールを一時停止してじっくり読んじゃったー。ミッチーの声で再生余裕wまるで会話するように、そして改行なしの長文で、僕可哀相をアピールする代々木よ。これだけ嫌われポイントを着実に貯めておいて、代々木当番回だけで挽回できるのか心配だw

 

6話

クソ部長代々木ィィィイイイ!!!アタルが大崎さんの占い場面で言った、「部下に丸投げ、失敗したら人のせい、成功したら自分の手柄」というダメリーダー像がまんま代々木部長でした!ミッチーのクソ部長ぶりを楽しみしている私でも、さすがに今回の代々木の態度にはイライラさせられたよ。
大崎さんの人の気持ちを考えてしまう所や優しさや真面目さは長所だと思うのよね、それをアタルが厳しい言葉ではあるがちゃんと認めて褒めてくれたのを見てホッとした。さすがのアタルも、大崎さんの悩みの深さと自殺衝動からの母の占いにはまるのが見えていたからこそ、「悩みがあるなら聞きましょうか?」と声をかけていたんだろうな。
大崎さんが捨てたのは、薬とリーダー論の本。あんな夫も捨てちゃえばいいのに…と思ったが、子供がいるからそう簡単にはいかないのだろうね。子供が成人する頃になっても、夫が何ら変わらずにあのままだったら、その時はさっさと捨ててしまって欲しいものだ。
いよいよ次は代々木回…。激しく楽しみです!!

 

7話

よよぎぶちょう が なかまに なった!
初回に登場した時は、毎回ワンカット程度登場する嫌味なおバカ部長程度の扱いで、こんなにガッツリとメインで扱われるとは思ってなかったよ…。ありがとう、「ハケン占い師アタル」。
冒頭からアタルママの説法ではなく代々木のナレーションで、おなじみの「苦しんでいるのはあなただけじゃない」が「苦しんでいるのは俺だけだ」になっているのに笑った。あと、職場の電話を使って会場に爆破予告をしようとするアホさにも!あんなの即バレてアウトでしょw先走った勝手なリストラを失敗した腹いせにDチームに嫌がらせとか、やってることも考え方もかなり外道だけれど、代々木のキャラに子供っぽさが見え隠れした上に、ミッチー本人の軽快さも加わってどうしても憎めなんだよなぁ。
本社に戻る話がなくなって、Dチーム専任部長となり心の中で悪態をつきながらぼんやり過ごしている間にも、チームの頑張りはちゃんと見て理解していたのが良かった。彼があの席でやっていたのは爆破予告だけじゃなかったぞ!w
気まぐれなピアニストにはっきりと部下のアテンドの優秀さを語る代々木部長にスッキリした!部長~やればできるじゃないですか~!もともと熱い気質がひねくれてあんな状態になっていたわけだから、ひねた心がほぐされればピアニストが信頼したあの頃の代々木にすんなり戻れるよね。アタルの「才能は努力し続ける事」という言葉をちゃっかり使っているのも代々木らしい。
演奏会後のエレベーターがいつもの「10階を押せ!!」が「5階を押せ!!」になって、社長にまで無駄にかみつく勢いや、よろよろしながら「5階じゃなくて誤解」と言いながらボタン連打する所、涙の挨拶からの全員居眠りなど、ちゃんとボケを忘れないところも可愛かった。
あとはやっぱりね~ピアノの演奏会ですよ。演奏されたのがオープニングで流れるあの曲だった驚きに加えて、星空をバックに涙を流すミッチーの美しさに感動する私…。青年代々木の声をミッチーが頑張って若い感じで吹き替えしていたのにフフッとなりつつ感動するのであった。