のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

グッドワイフ #1~2

1話

常盤さんってお幾つだっけ!?なんでいつまで経っても変わらないの!?と実年齢をググってしまいました…。は~~お奇麗だわぁ。
面白かった!キャストに一部の隙もなく、適材適所で期待されるキャラクターや演技を確実に見せてくれた。そういう意味では驚きはなかったけど、こんな安心感も時には大事だよね。唐沢さんへの絶対的な信頼感、滝藤さんの何か裏がありそうだ…と思ったら本当に裏がある感、小泉さんの真面目な好青年ベースの憎めない兄さん感などまさに期待通り。あ、ひとつだけ驚いたのは、壮一郎の担当弁護士役で華丸さんが登場した時だ。知らなかったの突然画面に現れて笑ってしまったw
ゲストも良かったな~。武田鉄矢は本当にヒールキャラが上手いと思う。あの独特の説教臭い言い回しが抜群に生きてイライラさせられる。黒鉄矢大好きです!!名誉棄損が棄却された後も、「私は表現の自由を守るため~」と演説をかましていたけど、事実無根のデマを持ち出した(中絶話)のは事実だし、裏どりをしていないのも事実だから!
そして、そんな武田さん演じるの日下部に対峙したのが泉澤君演じる若い父親。泉澤君も相変わらずお見事で…。娘さんも奥さんも失ってしまって、たとえ名誉棄損が認められても救いがないし絶望しかないよね、と思っていたら娘さん無事だったのはほんとに良かった。娘の元へ走る姿に泣きそうになったよ。鉄矢VS泉澤を見てたら「白夜行」を思い出した。懐かしいな。
最初に法廷に立った時は、思ったようにできず日下部と相手弁護士に飲まれてしまった杏子が、終盤の法廷シーンで証拠を突き付けて日下部がボロを出す場面は、お約束とはいえスカッとしたー。ただ、盛り上げるためのBGMの音量が大きすぎて気になったのと、裁判長まで覚醒する(ように見えたw)演出はいるのか~?と思った。序盤の裁判長は、いかにもちょっとやる気がなさそうな雰囲気を見せていたが、そこは最初からしっかりしててもいいんじゃないですかね?
あと、伊藤さおりさんの演じたデマを送信した証人が怖すぎて面白かった。自己顕示欲のために嘘を流し、特に反省する様子もなく嬉々として話しているってなかなかにクレイジー

 

2話

杏子は「楽しかった」と言い、大輔先生も颯爽と階段を駆け上る姿で終わった今回の裁判、小物臭い検事をやり込めた上、裁判の様子にもゲーム性を感じられて面白った。ただ、初期とはいえ、認知症を誰にも告げずに、仕事をして車も運転し、その上一人暮らしって大丈夫なの…?とずーっと気になりながら見てはいたけれど。だが、きちんと家族に病気を告げ、免許は返納、薬で状態を抑えつつ娘に仕事上で迷惑もかからないような別の事務所を立ち上げ(業務は有能な弁護士を雇って問題なさそう)、きちんとケアをしながら生き生きと過ごしていくだろう大輔先生を見ていると、無理に何もかも取り上げなくてもいいよね、という気持ちになった。
杏子が思っていた以上にファイティングポーズの取れる武闘派であるのも分かって、好感度も上がった。今回の小物検事に対しても、柔らかい態度を維持しつつもやられたらやり返す!の気概があって素敵だった~。杏子が弁護士としてブランクがあったとしても、もともと実力があるっていうのも魅力だなぁ。周りの人たちもみな有能なのがストレスなくていい。朝飛くんが若干面倒くさいが、仕事はきちんとできる人みたいだし、円香さんは言わずもがなですし。
壮一郎が、多田を調べさせたのは妻の周りをウロチョロする男だからというような理由じゃないよね?「簡単に信用するな」というのが、妻の心変わりを心配して…とかアホな理由(自分の現状を考えろ)ではなく、実は多田が何らかの形で収賄容疑に絡んでいて杏子に近づいて利用しようとしている…などの本筋に絡む可能性があるからかもーと思ったのだが、そこまで大掛かりではないかしら。浮気も本当の事を言えない理由があって、密会はしていたが仕事上で不倫関係などは一切なかった、と期待しているのだが、それはさすがに壮一郎…というより、唐沢さんを信頼しすぎかw
2人の子供がとても可愛くていい子たちなので、彼らがこれ以上悲しい目にあうような事は起こらないで欲しいと願っている。