のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

グッドワイフ #5~6

5話

いい雰囲気でまとまったけど、植物状態になったロックスターのかつての行いが、妻に対するひどい裏切りだったことは間違いないと思うのであまりスッキリしなかった…。延命治療の維持には相当のお金もかかるだろうから、相続放棄した妻は相当頑張って若い恋人を納得させないと難しいよねぇ。治療を続けるなら、若い恋人(の子供)が相続するお金を使う可能性が高くなるし。もらえる分をきちんともらって、それを治療に使うという選択を妻がしなかったのが不思議だったなー。
それはともかく、脇坂が離婚の流れには笑ってしまった。夫が関わる被疑者の妻を離婚調停の代理人に指名し、違法捜査の証拠になりかねない情報を切り札に使うという抜かりない妻に、何が何でも絶対に離婚してやるという強い意志を感じたwだが、盗聴は恐ろしすぎるよ!これは笑えないです。引っ越しのどさくさで仕掛けられたと杏子は思っているけど、そうなると杏子が利用する引っ越し業者を特定し、その日の担当にブツを渡してセットさせたの…?それとも不動産業者を特定し(以下同文)なの?杏子の家に来たことがあるのは(視聴者がわかる範囲で)、職場の3人と林弁護士だったから、この中に盗聴器をセットした輩がいるんじゃ…とも思ったが、職場の3人は先日の訪問が初めてだったようだし、脇坂と杏子が顔を合わせた時期を考えると、ありえなさそうよね。実は林先生が…はさすがにないと思うんだけど。盗聴器がセットされていたことが問題で、誰がどうやっての部分はドラマ的に流してしまう事なのかもしれないから、あれこれ想像しても意味がないかもしれないけどさ。
彼女に一方的に別れを告げて終わりにした多田先生の適当さがちょっと気になったw単に二人の問題だったらお好きにどうぞ~なんだけど、半年前ってのが引っかかってしまって。壮一郎の事件が表立ってきたころだよね、半年前って。それって関係あるのかなー?杏子がフリーになる(かも)!と小躍りして彼女を捨てたのか、壮一郎の事件絡みで杏子に近づく目的でもあったのか。はたまた単なる偶然か。

 

6話

多田は本当に杏子に好意を寄せているだけの同僚だったのかしら~。もしかして何かあるんじゃないかとの疑いが捨てきれなかったんだけど、好きな女性の夫に向かって愛の告白をしてしまうといううっかりさんが、スパイやら裏工作をしている男とは思えなくなってきた…。唐沢さんと小泉さんの迫真の演技で超シリアスな展開になっていたけど、あれラブコメ漫画にあるようなオトボケのミスよね。ズコーってなるやつ。
今回の相手は、車椅子の弁護士・三栗谷。代理人の席を勝ち取ったぞー!と喜んでからの、実は敗北だったという流れが面白かった。三栗谷による負けて勝つ戦法の勝利。忌々しい男ではあったけれど、結果的に三栗谷の利益になってしまった展開にはさほどイライラしなかった。彼は、入り口こそ弱者をアピールして取り入ろうとしたが、それを杏子たちはしっかり見抜いてちゃんと策を考えていた。その上で最後に三栗谷が勝ちを手にしたのは、たとえやり口が汚かったとしても、弱者を盾にしない彼自身の手腕が勝っていたからだと思うんだよね。弁護士同士でガチで組み合って、三栗谷の方が一枚上手だっただけの事というのが面白かったな。
保釈された壮一郎がフリーダム過ぎるのは大丈夫なのか。保釈ってどこまで行動を規制されるのか自由になるの知らないのだけど、佐々木に会ったり南原に接触したりと即アウトになりそうな事ばかりしていて、これってありなのか…?とさすがに気になってしまう。