若村様ぁ～～～！期待通りの演技を堪能しました！！母：若村麻由美、父：小市慢太郎キャスティング最高！ 朝ドアを開けたら息子の自殺を発見してしまう母親の気持ちを想像したら、あの場面で無性に泣けてしまった。
母親の愛情と狂気は十分に伝わってきたけど、最後に明かされた「子離れできない過干渉な母親が息子を追い詰めていた」というのは必要だったのかな～と思った。それまでずっとパワハラクソ野郎町田に向かっていた腹立ちが、急に行き場を失うというか方向性を見失って肩透かしを食らったような気分になったよ。入り口はパワハラなのに、出口は暴走した愚かな母親になっててちょっと混乱した。母親が息子を追い詰めていたというなら、もう少し母と息子のエピソードもあったほうが良かったんじゃないかなぁ。
母親が「私があなたを殺したの…？」と言っていたが、いやいやいやいや！！！誰が殺したかと言うなら間違いなくパワハラクソ野郎町田（と会社）です。それまでの流れで私が期待したのは、町田への制裁。町田から見ても若く何の肩書もない若宮が「あんたが殺したんだ」と言った程度じゃ、ノーダメージだし秒で忘れるでしょ。法律的には無理でも、社会的制裁で何かしら一矢報いて欲しかった。
誉のバイオリンシーンに、ギリギリの状態で街を歩く息子が重なる演出は良かったな。あの場面に初めて意味を見いだせたｗ バイオリンに特に意味を持たせないなら、もっと楽しめるように、今週もバイオリンきたーーー！！と喜べるような何かがあって欲しいかも…。ふざけるという事ではなくて、大真面目に振り切る感じとでもいうか。今のままだと、普通すぎてもったいない気がする。
