のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ありふれた奇跡 #7〜8

7話
シルヴァーナさんの翔太に対する圧迫が尋常じゃなくて、見ててキリキリさせられた。もうやめてあげて!シルヴァーナのくせに!!!(←関係ない) かつての上司にやられたような態度なんでしょ?これって。また翔太が闇の方へ連れ去られてしまうんじゃないかと、苦しくなったよ。あの場面ではシルヴァーナさんの態度に本当に腹が立ったけど、落ち着いて考えてみれば子供いらない云々はさて置いて、自殺未遂、鬱病で入院、借金と、これでもかー!というほどのネガティブキャンペーンをはられて、親として娘と結婚させられないと思ってもしょうがないかも…とも思う。どんなに性格が良い人であっても、それとは別の心配が生まれてしまうものね。視聴者は、神視点でカナさんの体のことも翔太の良いところ悪いところも分かっているから、違うのにー!と思えるけどさ。
カナさんの母親はもうすっかり元気になったのかな?更年期から来る鬱(きっかけは先生との事だろうけど)なんだと解釈していたから、ちょっと拍子抜け。翔太の発言があったにせよ、娘の部屋に養子縁組の資料=翔太に問題アリと直結できるものなのかなぁ。もしかしたら自分の娘に…という想像をちょっとでもしないんだろうか。そんなにも「子供ができない」事は、他人事なんだろうか。カナさんが子供を産めないという事実を知ったら、翔太一家に頭を下げて「娘を貰ってください」と頼みに来るのだろうか。


8話
今度はじいちゃんが反対なのか!!中城家にしろ田崎家にしろ、本人差し置いて周りが暴走しすぎですよ。そんでそんな家族に対して当人たちが寛容すぎですよ。カナさんも翔太もよく我慢しているなぁ…。
じいちゃんの反対が突然の事じゃないから唸らされるんだよなー。これまでに、じいちゃんの生い立ちと自分の生きた証を残したい気持ちが描かれていたから、このじいちゃんなら仕方ないよなとすんなり納得できる。でも、(ドラマのストーリーに対して「もし」なんて言ったって何の意味もないことだが)何の問題もないと思われている女性と結婚した翔太に残念ながら子供ができなかったら、じいちゃんがその嫁を追い出すんだろうか?とか考えてしまった。
「翔太にのみ問題アリ、うちの娘は悪くない」で突っ走ってきた中城家のみなさんに真実が告げられた時は、正直スッとしたよ。カナさんには悪いけど…と言いつつもモデルルームの子供部屋や子猫のぬくもりを感じる場面でも、そんなに彼女に対して感情移入できなかったんだけどさ。辛い状況も自分を責めているのも分かるけど、彼女の発する言葉が、自分の気持ちを分かって分かって分かって分かって!に見えてしまうからだろうか。真面目っていうか頑なすぎに思えるからかなぁ。
カナさんの秘密を知ってショックを受けるおばあちゃんは可哀想だったが、シルヴァーナが期待したほどダメージを受けてなくて残念だよ!翔太父の女装も、シルヴァーナの女装も、どちらも間違いなくおっさんですよ!