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宝塚歌劇月組公演『RYOFU / 水晶宮殿クリスタルパレス』

7月1日東京宝塚劇場で見ました。感想メモです。(ネタバレもあります)

 

 

『RYOFU』

  • 最初の殺陣のシーンで呂布は槍を持っているのだけど、この槍がかなり長い。だがその槍に振り回されることなく、美しく力強く立ち回れる鳳月さんの動きが見事だった。
  • 董卓に担ぎ上げられた新たな年若き帝が勇敢だった。董卓に睨まれた丁原を助けるために、帝自ら丁原を叱責する事でこの件に幕を引くという聡明さが良い。こういう小さいエピソードを入れてくれると奥行きを感じて面白い。
  • 董卓の徹底した悪人ぶりが恐ろしいほどだった。李儒が参謀として正道を説く事で主の異常さが際立つのも良かった。
  • 赤兎馬があのように表現されるのに驚いた。荒々しい赤い巨大馬(ラオウの黒王号的なイメージ)が登場するかと思ったら、美しくしなやかな女性であった。その妖艶さで人の心を喰らい、呪いを与えるとのにも納得。馬になった娘役さんも素敵だったし、影ソロで歌った娘役さんも本当に素晴らしかった。歌のキレがすごい。
  • 赤兎馬登場→幼き呂布の悲しい記憶→炎の中の大虐殺(呂布のご乱心)という中盤の盛り上がりに圧倒された。呂布は赤い模様の着物を着ているのかと思ったら、全部返り血だった!返り血を浴びながら次々と人を斬る呂布の鬼気迫る美しさと哀しさ。その姿で銀橋を渡る姿があまりにも残忍な獣でありつつもどこか痛々しくて泣きそうになった。
  • その後の雪蓮との水の中の別れを呂布と雪蓮ではなく、水の精霊(?)で見せる演出も好きだった。
  • 曹操、袁尚、孫権、劉備、関羽、張飛らの連合軍が登場した時のアベンジャーズ感。
  • 冒頭の曹操らによる偽呂布の処刑、これがあったから本物の呂布は雪蓮と逃げ延びましたとい幸せなオリジナルエンドになるのかと思っていたけど、呂布も雪蓮も命を落として悲しみのエンドだった。ではあの偽物はどういう事…?となったが、ラストシーンで呂布の槍を渡された兵士が呂布のふりをして殿を務めろと命令されてたから、その兵士が呂布として捕まって冒頭に繋がっているということなのかな?
  • 仁王立ちで全身に矢を受ける呂布の最期。そして幕。呂布はこの物語の主人公だけど、大きな歴史の流れの一部でしかないと感じさせるあっけない幕切れ。この遮断される感じも良かった。

 

『水晶宮殿クリスタルパレス』

  • 先ほどまであの非道の悪役を演じた風間さんがマッチ売りの少女の場面で若く繊細そうな青年になっていてそのふり幅にびっくりした。歌声も動きも何もかも董卓と違いすぎる!
  • ミッチーの「コングラッチュレーション!」が使われていると聞いてたけど、こんなにガッツリ歌ってくれるとは思わなくて胸が熱くなったよ…ちょっと踊りそうになったよ…。
  • 燕尾服の場面はもうひたすらかっこよかった!!一糸乱れぬダンス、動きが止まった瞬も指先まで行き届いた美しさ、群舞の魅力がこれでもかと詰まってた。
  • 「輝く月のように」でのデュエットダンスにウルウルした。鳳月さんのディナーショー(配信で見た)では歌を披露してていたく感動したわけですが、序盤は歌も聞かせてくれて興奮再びであった。この曲も影ソロの歌声が素晴らしかった。お芝居でもショーでも、娘役さん達の美しい歌がたくさん聞けて良かった。
  • 赤いライトセーバーを持ってる鳳月さんはフォースの暗黒面に堕ちちゃったの…?とか、背景の巨大グレムリン?(とかげ?恐竜?)は一体?とか、いろいろ謎の面白要素もあったし、幕が閉じた後の映像などもあり『ジャガービート』の空気を感じる…と思って調べたら同じ方が演出をなさっていて納得です(ジャガービート大好き) SiO2って?Siって何の元素記号だっけ?もしかしてSiO2=水晶なのかな?とそんなことも頭をちらつきながら楽しんだショーでした。
  • プログラムの中に呂布が槍で敵の剣を捌きながらこちらを睨んでいる見開きページがあるのだけど、その数ページ後に流星の騎士がライトセーバーを同じような角度に構え、同じような各角度で微笑みながらこちらを見ている見開きページがあって、闇と光、陰と陽、同じ人が演じているのにまるで別人だ~~~!!!とニヤニヤしてしまう。

FNS歌謡祭 2026夏 M!LK×花組

M!LKさんと花組のコラボが非常に楽しかった!

 

佐野さんの後ろで笑顔満開で踊る極美さん

「持てる全部」左上→「差し出そう」右上からのカメラワーク、好きです。

隙あらば息をするかのように繰り出されるウインク

最後の「Crazy~」の時の塩崎さん→侑輝さんのキレッキレ激踊りリレー

M!LKさんがメンバーカラーの衣装でなく白で揃えてくれて、花組さんも黒&紫で揃えてコントラストが美しい。フォーメーションもかっこいい。

なぜか耳に残る「星がきらり、愛がめらり」 

見守る礼さんも楽しそう。あの衣装は礼さんがかつて着ていたものらしい、これはグッときますね…。