のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

宝塚歌劇雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル / FROZEN HOLIDAY』

配信で見ました。素人の感想メモです。(ネタバレもあります)

 

 

 

『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル-Boiled Doyle on the Toil Trail-』

  • シャーロック・ホームズ』の作者アーサー・コナン・ドイルがホームズに出会うという内容に興味を惹かれ、尚且つ作品ポスターの彩風さんが口髭がめっちゃくちゃ似合っててかっこいいので楽しみにしていました。アーサーのあの髪型も良い。(まったく関係ないがトップスターさん達がカレンダーの表紙でキリッとした美しさを見せてくれてる中で、彩風さんが屋外にバケットハットで優しさ溢れる美しさを見せているのも印象的でちょっと好きになっちゃった…)
  • とても面白かった。オリジナル作品でどんな展開が始まるのか分からないながらも、開始早々物語の世界に引き込まれる魅力がありました。特に冒頭はテンポが速かった気がする。セリフ量も多くそれを矢継ぎ早に話す勢いもあって、演者さんの息の合ったやり取りが小気味よかった。
  • コミカルなアーサーがかわいい。あんなに素敵なダンディ髭の紳士なのにかわいい。シャドーボクシング姿もかわいい。そんなキュートなアーサーと切れ者ホームズのコンビが相性がばっちりだった。
  • 中盤の「僕が僕の人生の主だから~♪」と歌う場面、曲も彩風さんの歌も素敵だった。
  • ホームズではなく歴史小説を書きたいアーサーが、編集長に1000ポンドの要求をする時の顔が悪すぎて闇落ちしたのかと思ったら、編集長が了承した結果アーサーが大困惑する展開に笑ってしまった。やっぱりアーサーかわいい。
  • アーサーの想像力によって生まれ大きくなったホームズが、アーサーを追い詰める悪魔(かっこいい悪魔モードの朝美さん)になるのも面白い。それもアーサーの想像力ゆえ。「恐怖は想像力から生まれる」 そして、自分の生み出した悪魔に飲み込まれるアーサーを助けるのが、バイタリティの塊・妻のルイーザ。アーサーの想像力の壁を越えて、ホームズチームの元に乗り込んでくるのがハチャメチャなんだけど、とてもとても良かった。
  • ホームズを倒すためにいつしかアーサーがモリアーティ教授となり、滝つぼに落ちる二人、そして巻き込まれたルイーザが病に伏すという、原作と史実と想像力を織り交ぜたクライマックスも面白かった。物語は想像力から生まれるという言葉通り、物語のルイーザは元気になりホームズとはこれからもいつでも会うことができるというラストも心地よかった。ハッピーエンド最高。
  • インチキ催眠術教授はどうオチをつけるんだと思ってたら、魔法の(書き味)ペンで更生してた!あのペンがほしいww あの教授には元ネタがあるのかな。

 

『FROZEN HOLIDAY-Snow Troupe 100th Anniversary-』

  • クリスマス→カウントダウン→お正月と冬の風景を一度に味わえる素敵なショーでした!
  • ハッピー山盛りで良かったよ~。今はこういうのが見たいのよ。中盤で彩風さんが「みなさん一緒に踊りましょう」と言った後一斉に客席練り歩きが始まるのにグッときた。
  • 上から映したり後ろ姿が見えたり、鏡を使った演出も印象的だった。
  • 全体的にクリスマスファミリーコンサート的な温かいムードが続く中、その空気を突然切り裂く『WHITE BREATH』にテンション上がった!上がりすぎて笑ってしまったw ショーのアイドルパートを一身に背負いすぎてたよ!
  • 朝美さんのオラオラキャラが似合いすぎてた。ウィンクばちこーんの殺傷力高そう!
  • カウントダウンパートで踊る白い衣装の和希さんが美しくて尊さに溢れていた。同じステップで一緒に踊っていた娘役さんは誰だろう。退団なさる方?二人で並んで踊る姿がとても美しくて胸に迫るものがあった。

【PS4】龍が如く6 命の詩。

ネタバレありです。

 

クリアしました!賛否両論あるのも分かるな~と思いましたが、私はとても楽しめました!中盤~終盤にかけての盛り上がり(主に広瀬一家関係)が熱かったです。
遥ちゃんの子供に関しては、私はこのシリーズを7、0、1極しかプレイしていなかったので、子供がいたことにもたいしてダメージを受けませんでした。でも、1からずっと桐生ちゃんと共に見守ってきたプレイヤーがショックを受けたりがっかりしただろうなぁというのは予想できます。しかも、相手と思い合った末にできた子供ではなく、一夜限りの関係(相手は自分が父親だとまったく気づいていなかった)だったという悲しさ。親目線で長い間見守ってきた人たちから見ればこれは辛かったのではないかな。
最初は清美ママの子供だと思ったし、達川の話が出てきてからは「遥ちゃんの親友と達川の子供で、理由あって遥ちゃんが預かっているのでは。それで最後は遥ちゃんを思い続けていた勇太と3人で家族になるのかな~」なんて思ってたよ。ほんとに遥ちゃんの息子だったとは。
勇太も達川のこと「遥ちゃんを汚しやがって!」ってキレてたのはなんだったんだw自分が手を出しといてどの口が言う。だが演じていたのが藤原竜也なために、どんなクズムーブをしても許してしまう私…。藤原さんが演じればクズ男も輝くというもの。というか、遥ちゃんとの件以外は、確かに頭は良くないかもしれないが兄貴たちともいい関係を築き、ハンジュンギ戦では男気も見せて、神室町ではお腹を壊し、面白いキャラだった。
勇太をはじめ、広瀬一家のファミリー感がとっても好きだったよ。南雲も序盤はしつこいな~と思ってたのにいつの間にか印象が全く変わってきたし、松永と田頭も良かった。だから最後まで誰も死にませんように…と祈りながらプレイしてました。特に尾道の秘密を暴くため、造船所に侵入した時はヒットマンに狙撃されて誰か死んでしまうんじゃないかとハラハラしたー。
広瀬一家のおやっさん(たけしさん)がめっちゃくちゃ良かった!正直、彼がラスボスでも良かったと思っちゃったよ。12章ラストが一番盛り上がったし。おやっさんが来栖猛のヒットマンとして正体を現した時の圧と、実際に桐生ちゃんと対峙した時の迫力にしびれた。彼が来栖を親と慕い、でも来栖からは駒としてしか扱われない残酷さが辛かったし、親のために兄貴たちを切り捨ててきた人生を思うと哀れすぎた。ハンジュンギの額を打ち抜くような射撃の腕がありながら、松永の父親を暗殺する時は背後から襲い、馬乗りになって何度も包丁で刺すという、殺す側のおやっさんも辛いやり方しかできなかったのがまた悲しい。
おやっさんの次にこの男がラスボスでよかったんじゃない?と思えたのは染谷。染谷が死んでしまったのはホントに勿体ないと思えた。サウナでパンイチバトルは面白かったし、野心も実力もあり、ああ見えて家族思いという、主人公の器を持ってたよな~って。あと、染谷との最終戦の音楽が印象的だった。バイオリンの悲しい音色が切ない。『6』では一番好きな曲。


ミニゲームはスナックがとても楽しかった!桐生ちゃんにカタギのおじさん友達ができて、相談されたりみんなで手助けしたり、カラオケしたりだらだらおしゃべりしたり、「普通の暮らし」をしてるのが良かったなー。ママの隙あらば自分語りとそれをブロックする秋吉のツッコミが好き。「本日はダイヤモンド」ではカラオケ映像が尾道のみんながエキストラ出演してるのも好き。最初は何とも思わなかったカラオケ映像だけど、ミニゲームやサブストーリーを終えた後は大好きな尾道のみんなー!ってなるよ。


残念だったのは、バトルのスタイルチェンジがなかったことかな。あと、猫の保護(残り神室町3匹)とトラブルミッションのボヤを消すシリーズ(残り尾道2件)が何度も何度も何度も何度も何度も何度も街を往復しても始まらなかった事。なんでなの…。ストーリークリアした後もウロウロしたけど猫はいないし、ボヤも起こらないでコンプリートを諦めてしまった。


0と1極をやった時より桐生ちゃんの事が好きになりました。それは良かったんだけど、ハルトを保護するにあったって、超正論を言う秋山さんに向かって逆ギレして子供が寝ている部屋の中で大暴れしたのは引いた。秋山さんが正しすぎて戦いたくなかったー!むしろ秋山さんになって桐生ちゃんを止めたかったよ!!その後、ハルトにおにぎりを与えようとするし、そんな状態でよく赤ん坊を無理やり連れだしたなと驚きの連続だったわ。あと、これは桐生ちゃんだけじゃないけどハルトでラグビーするのも唖然としちゃったよ!怖いよ!!!!
サブストーリーは、小野ミチオ関連の最後は感動のフィナーレだったし、ポケサーファイターが覚醒するのは燃えるし、ムナンチョヘペトナス教はまだ活動しているしで、どれも楽しめました!