テンポがよくて面白かった。篠原涼子、戸田菜穂、ともさかりえ、市川実和子とキャストだけならなんら問題ない！という感じだったのだが、何となく気になっていたのは原作が林真理子であること。林真理子原作の話に私がついて行けるかどうかをちょっと心配していた。とはいっても、原作読んだことないんだけどさ。
奈央子（篠原涼子）後輩女子社員に対する心配りには感嘆した。「ギャルズ」の面々を決して声に出して悪く言わないんだよね。よーく後輩達の様子も見ているし、簡単には騙されない所が好きだなぁ。それに加えて、博美（戸田菜穂）の潔さも好きだ！冒頭の合コンシーンでの、口撃具合からかなりのひねくれモノ？と思ったけれど、奈央子を理解し、行動力もあり頼もしい後輩ではないですか。居酒屋で2人で飲むシーンや、トイレやゴルフでのやり取りなど、気の置けない関係ってのが伺えて、見ていて楽しい。
契約や派遣の仕組み（？）っていうのは私はよく分からないのだけれど、あんなに職場にいる理由が一目瞭然なものなのか。あと、失敗を注意された際に、口から出る言葉が「合コンで私が宮本さんを取ったから」というのは驚きだ！そういうことが日常茶飯事の会社なのか、それともあの「ギャルズ」2人にはそのことしか頭にないのか…。でも、そこを思い切り強調した早乙女さん（山口沙弥加）も面白い。山口沙弥加ってこういう役上手いよなー。
「不倫はしない」と言っていた奈央子だが、沢木（加藤雅也）と不倫騒動を起こすのかな？うーん、あねごの生き様を見るのは楽しみであるが、不倫にはあんまり興味ないからなぁ。そこは軽めにして欲しいところ。
