のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

王様のレストラン #8

しずかヘッドハンティングされるの巻。
しずかを引きとめようとして、稲毛が再びプローポーズするもあっさりとかわされるのが面白い、そして切ない。切抜きの写真にむかって入念なリハーサル、一大決心で飛び出したはいいが練習の成果を見せる隙さえ与えてもらえない間の悪さ。好きだなー。
この話の見所は、やはりラストの千石と禄郎の会話〜千石としずかの会話と繋がるカウンターの場面だと思う。当たり前だが、千石さんと禄郎では格が違うと言うか、普段からぼんやり系の禄郎がさらに子供っぽく見えてしまった(それもまた魅力ですが)。ビアン千石の大人の魅力全開!特にしずかに「理想の店」を語る千石さんのカッコいいこと…。会話の途中に「彼女」と入れて、彼のしずかへの思いをスマートに伝える様はまさにダンディー。そっとワインを注ぐ大庭もダンディー。6,7話に見られるような、スッキリ爽快!で終わるのとは違った、落ち着いたムードではあるが、すがすがしい気分になるラスト。