「桜庭きゅん」って…。小川先生は一体どこへ向かっているか。
先週が法先生のイメージダウン作戦で、今週は律ちゃん先生のイメージダウン作戦です、なのでこれでおあいこです！といわんばかりの貶めっぷり。ここまで主役の2人をこき下ろす真意をむしろ知りたい。可愛い・ステキ・カッコイイ・可哀相…などの主人公補正をかけすぎた結果、鼻について図らずもイラッとさせられるパターンはあるけれど、ここまではっきりと視聴者に共感させづらいキャラクターにしたのは何か意味があるのかなー。
法先生も律ちゃん先生も子供を思う描写はそれなりにあるんだけど、どうしても「子どもを思うから親権を得たい」ではなく、「裁判に勝ちたいから子供の存在を利用する」風に見えてしまうのですよ。それがどうにも嫌な感じで、見ていてキツイかった。病院から連行される法先生と法廷からつまみ出される律ちゃん先生、2週連続で2人の悪質なところをしっかりと見せてくれたので、もうこれ以上ひどいことにはならないと思うけどね…。確かにそういう意味ではどちらも平等で片方にだけ肩入れしなくてすむように作ってはあるが、ここまで見せられると、感動の出産後は「この2人がやり直せると良いね！」だったのが、「どっちもどっちだから、別れても仕方ないんじゃ。とりあえず明日くんの身の安全だけは保障してあげて！」になってきてしまった。
でも、猪木さんが証言台に上がったのは実に面白い展開だった！ここからどう転がるのか最終回に期待。
