のんべんだらりといきましょう

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MR.BRAIN #8

武井が暗躍していたのは何のためだったんだ!宿題じゃなくて、今ここで正解を出してくださいよー。武井なりのやり方で、悪(?)を潰そうとしていた?角度を変えれば武井の行動もひとつの正義?暴力団と繋がっていたのも「毒をもって毒を制す」的な?けれん味の強すぎる演出のせいもあって、武井の本心にかなり期待したんだけどあっさりと流されてガッカリだよ。まぁそこに期待していた私が甘かったか。あと、もうひとつ意味不明だったのは、掃除のお姉さん。実は科警研の重職だったとか、彼女も何かの研究のエキスパートだったとか、ベタながらもそういう展開がくるのかなーと初回から最終回まで楽しみにしていたのに、本っっ当に何の意味もなかったことが、逆に新鮮でビックリさせられたよ。
本編、上川さんの絡んだDNA冤罪事件は、前半の方が盛り上がったかなー。でも、このドラマは犯人役がいつも豪華なので、その演技を見ているだけでも楽しかった。もちろん上川さんも然り。最後の笑顔が素敵で、おおおおー!と個人的に盛り上がりました。他にも、最終回までの間に、九十九と信頼関係と友情を着実に育んでいた丹原刑事は良かった。前回のラストあれだけの爆発に巻き込まれながら、完全に無傷だったタフさには驚いたが。
今にして思うと、九十九が元ホストだったという設定にどんな意味があったかも良く分からない。「事故によって、それまでとは比べ物にならないくらい脳の働きが活性化した」という前置きがなくとも、最初から「ちょっとおかしな脳科学者」でも何の問題もなかった気が…。せっかくの設定なんだから、事件を解決しつつ、自分の脳の変化の真実を追究するみたいな展開も見たかったな。