のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

スクール!! #8

完全にタイミングを逸していますが、録画しておいたドラマの感想もぽつぽつ書いてみたいと思います。
8話の感想です。
桐原先生が静かに情熱を燃やす姿に惚れるな〜。かつて世話になった先輩教師の前では若々しい笑顔を見せているのに、成瀬校長には熱い気持ちを前面に押し出さずなるべく無表情であろうとするのも良いわ!同じスタンスで情熱をたぎらせても鬱陶しいだけだから、成瀬校長の立ち位置、自分のたち位置とちゃんと考えてるんだろうなぁ。
ショウコが欠席している間に次のターゲットを決める学級会が開かれている状況は、見てて凹むものがあった。視聴者はショウコが抱えているストレスの正体を知っているけど、クラスメイトは何も分からないんだから反省を促すという大義名分を持った仕返しに流れるのも分からなくはないんだけどね…。でも、それを仕切りだしたあのメガネは本当にゲンコツくれてやりたい気分になったよ!ああいうのが一番性質悪い。それだけムカツク演技をした子役さんが天晴れなんだろうね。
さて、そんなクラスを前に成瀬校長はどう対応するのかと思ったが、「愛がないから殴らない」ってすごいな。あれには泣かされた。まさに成瀬校長らしい言動。「愛」だとかそういう大きな言葉には照れたり反発したくなる気持ちもあるかもしれないけど、そんな事を考えている場合じゃない。全身全霊で自分たちを見守りそばにいてくれた校長先生に軽蔑された見捨てられたという驚きと辛さは相当なんじゃないかと思う。自分があのクラスの小学生だったら落ち込んで給食食べられなくなりなほど動揺しそう。そして、そんな浮き足立った状態のクラスに桐原先生からのお話コンボが炸裂して見事というしかない。