のんべんだらりといきましょう

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チャレンジド〜卒業〜(後編)

あれ?そんなつもりはなかったのに泣いてしまったよ。受験前の騒動、受験当日の事件とベタ中のベタな問題が次々襲い掛かるし、先も完全に読めるんだけど最後は思わず泣いてしまった。目の見えない先生が必死に「奥寺ー!ガンバレー!」と声を張り上げているのにもウルッときたが、卒業式後の「顔が見たかった」で一気にきました。しかも、本当に最後の生徒になってしまうかも知れない状況だから、あの言葉も真実味が増してて。
比夜ちゃんのパニック症候群は塙先生が赴任して一番最初の問題だったし、それを最後に再び持ってきたのは綺麗だったな。今回は江藤元気をはじめとして以前の時とは違う成長した仲間がそばについていたのも、時間の流れを感じました。今まで散々学校モノのドラマを見てきたくせに、何故かこの後編を見て「子供にとって、受験は初めて人生を左右する試練なんだ」というのをありありと実感したよ。
副題の「卒業」って生徒たちの事だけかと思っていたけど、塙先生の事も指していたんだね。連続ドラマ時こそ、テンション高くて空回りを強調させていたようにも思えた蔵之介さんの演技も、この後編ではそのテンションの高さすらぐっとナチュラルになって、だけど気持ちのこもった熱い演技でした。