のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

いくえみ綾『潔く柔く』映画化

いくえみ綾潔く柔く」の実写映画化が決定した。2013年秋に全国東宝系にて公開される。主演は、今回が初共演となる長澤まさみ岡田将生
長澤まさみが演じるのは、幼馴染を事故で亡くし喪失感を抱えたまま大人になった主人公・瀬戸カンナ。一方岡田将生は、小学生の頃に事故に遭い、一緒にいた女の子を死なせたことに強い罪悪感を抱くもうひとりの主人公・赤沢禄を演じる。
http://natalie.mu/comic/news/80217

作品を見る前に否定するのは大変失礼だと分かっているが、どうしても言わずにはいられない。なんで実写映画化なの。せめてアニメ化ならまだしも…。
まさみちゃんは好きだけど、カンナ…?カンナなのか?もう少し華奢というか、儚さがあって欲しいような。まさみちゃんは健康的なんだよねぇ。あと、岡田さんに禄のイメージが全然かぶさらない…。せめてハルタならまだ分かるけど。いや、そもそもいくえみ綾のキャラクターを3次元実写に再現しようってのが無理なんじゃないかと。
あと、最後の「カンナ編」だけを映画化したところで、面白みに欠けるような。それまでの積み重ねが重要で、他者から見たカンナ像や、亜衣、一恵、百加、朝美らとの関わりがあるから「カンナ」が完成していくと思っているから、そこをはしょってカンナの心の傷は云々なんて言われても…となってしまうよ。「幼馴染を失い心に傷を抱えたヒロインと、同じく辛い過去を抱く男性が出会い恋に落ちる」だけを見せられても、「はぁ、そうですか」という感想しかでなさそうだ。
なんで…なんで実写化…。