のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

光とともに… #5

本編とは直接関係ない感想になってしまいます。
光くんがあさがお学級で机に座っている…。2話ではパパ(山口達也)が座らせようとしてもあんなに抵抗していたのに(あれはやり方もまずかったけど)。
感情表現も豊かになってきました。今までは無表情かパニックになるかしかなかったのに、ジグソーパズルが完成した時の嬉しそうな表情、パパとお風呂に入って楽しそうな表情、そして「コワコワコワ…」と「怖い」という感情を表したりと、どんどん成長しています。
今回、里緒先生(小林聡美)に改めて感心してしまいました。
めぐ美(井川遙)親子が、在籍する小学校の先生に「来ないでくれ」と言われたエピソードに対して、幸子(篠原涼子)は「ひどい話」だと憤っていました。映像的にも「学校側が冷たい対応をしている」と思わせるものだったせいもありますが、見ていた私も「おいおい、ひどい学校だなー。一体どんな理由で追い返しているんだ?」と思ってしまいました。
が、里緒先生は
「琴美ちゃんに無理をさせないようにという学校側の配慮かもしれませんよ?それぞれの学校にはそれぞれのやり方があります。それをどう捕らえて乗り越えるかは、めぐ美さんの問題です。」
と、とても冷静で、真っ当な対応。物事を様々な角度から見ることのできる里緒先生の言葉にハッとさせられてしまいました。
そんな冷静な里緒先生も、ケンカするめぐ美と夫のそばでひとりで黙々と絵を描いている琴美ちゃんを見ていられなかったようで、独断で「体験入学させたいと思います!」と校長先生に事後承諾。熱い一面も持っているのですよね。
原作は実話を元にしているということなので、里緒先生がどこかに実在するんだなぁと思うと、本当に素敵な先生なんだろうなとつくづく感心してしまいます。