のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

光とともに… #10

琴美ちゃんのパパ(大倉孝二)が、子どもに対して夢見ていたことをうまく処理できずにその気持ちを吐露する場面は泣けたよー。その夢が「安物のハンカチでもいい」「バージンロードを歩く」など贅沢なものではない分余計に。
あさがお学級に後任の先生(森口瑤子)が見学に来ていて、やはり里緒先生(小林聡美)の退職はゆるぎないんだな。でも、里緒先生が何度も何度も言っている「世界を広げる」ためには仕方のないことなんだと思う。幸子(篠原涼子)と里緒先生の信頼関係はすばらしいと思うが、幸子が「里緒先生でなければダメ」と思い込むことは、これからの幸子と光くんのためにならないもんね。あくまで里緒先生は小学校の教員で、彼女だけが一生サポートしてくれるわけではないのだから。もちろん、友人としていつまでも協力していくことはあっても。
里緒先生が提案した第三者とのお買い物も、光くんと幸子の新たな第一歩としてだけではなく、里緒先生自身が「光くん離れ(と言う言葉が適当かわからないが)=サポートを自分以外の人に委ねる」を確認するための意味もあったのかなぁ、なんて思ったりする。
校長先生(渡辺いっけい)が桜先生(武田真治)に「里緒先生に惚れちゃだめだよ」としきりに言っていたのは結局、里緒先生の退職を知っていたからなのか。今更気が付いた。そして、最も気になるのは校長先生の体調だったりする。最終回でどうなるのかが心配だ。