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大化改新

岡田くんは顔が小さい!どの場面を見ても思ってしまった。
色とりどりの衣装が素敵だった。特に蘇我入鹿渡部篤郎)や宝皇女(高島礼子)はたくさんのバージョンがあり目を楽しませてもらいました。
見ていて一番盛り上がったのは、前編のクライマックス、山背大兄皇子(山口祐一郎)討伐反対を中臣鎌足岡田准一)が入鹿に直訴、しかし入鹿はこれを聞き入れずに攻め入る場面だった。入鹿と鎌足の対峙も迫力があったし、なにより鎌足が馬で駆け抜ける姿が様になっていた。いやー絵になる。
後編は思ったより盛り上がらなかったなぁ。鎌足の理想主義者ぶりに私がについていけなかったのが大きな原因か?最後は眠くなってしまったよ。あと、強引な徴兵に困り果てた農民たちが請安先生(仲代達矢)に奇跡を求めて群がる場面がきつかった。いや、これは私の性格的に受け入れなかっただけだけれども。
大昔に勉強した「大化の改新」の記憶では、入鹿は本当に悪者というような印象だったけれど、このドラマではむしろ鎌足よりも魅力的に見えた。これは私が渡部篤郎好きというのも大きいとは思うけれども。どうみても男前とは言いがたいあのクシャっとした笑顔が好きであります。
高島礼子は美しかった!雨乞いの場面は凄みがありすぎてちょっと笑ってしまったけど、あれを見られて大満足です。あのような身分の高い、でも迫力のある女人を演じている時は輝いて見える。『大奥』以来、高島礼子贔屓です。