のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

優しい時間 #1

淡々として穏やかなこのドラマは「優しい時間」というタイトルにピッタリだった。
勇吉(寺尾聡)の「森の時計」といい、朋子(余貴美子)の「北時計」といい富良野には素敵なコーヒーショップがあるなー。行ってみたいよ!コーヒーは苦手で飲めないんだけどね。
1話完結なんですね。今回は三郎(時任三郎)美子(手塚理見)夫婦のエピソードを中心に湧井家の事情や、「森の時計」の常連さんの顔見せなどが描かれていた。
三郎と勇吉の暖炉の前での会話が一番じんわりときた。時任三郎は泣かす。「嘘を本当に…」といっていた三郎はこの後どうするのかな。そういう結末は見せないドラマだろうけど、それがまたいろいろと考えさせる。あとは、亡き妻めぐみ(大竹しのぶ)のサプライズパーティーでの表情。あそこでじーんときただけに、ラストで勇吉へ贈った歌のプレゼントは逆にちょっと冷めてしまったかな。
第1話は勇吉の誕生日の一日をじっくりと描き、最後にめぐみとの会話でしめていた。毎回こういう展開なのかなー。勇吉、めぐみ夫婦は「めぐみ宛の手紙」や「サプライズパーティー」で幸せそうな描写が多かったけど、物語が進むにつれてギクシャクした過去なども描かれていくのだろうか。
梓(長澤まさみ)というキャラクターは第1話を見た限り、ちょっと苦手かも…。「スミマセン、スミマセン」の連発がなんとも。あの「皿を割りまくる」という癖(?)は、単なるドジではなくて病気とかの伏線?
淡々とした雰囲気のなかで進むドラマなので、仕上がりは毎回登場するゲストの魅力に左右されるような気もする…。