のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

瑠璃の島 #3

海ガメの赤ちゃんに思いっきり癒されました。弱っているのだろうか?
強がり言ったりひねくれたりしている所もあるけど、自分の思いを素直に表現でき人を思いやれる瑠璃(成海璃子)が好きです。特に、お母さんについて書いた作文では泣かされました。「私はあの人をお母さんと呼ばない。呼んだら心が弱くなるから。あの人は飽きたら私を放り出す。あの人は大きな子供だと思う。」小学6年生の女の子が、自分と母親の関係に悩みながら、どんな気持ちでこの作文を書いたかと思うと…平静ではいられなかったよ。そのあとの校長(岸部一徳)とさなえ先生(小西真奈美)の会話も素敵だった。「普通」とは何なのか?何を誰を基準に測るのか。校長先生の話には大きく頷きました。
照明(小日向文世)は、やはり上手いなぁーと再確認。初回は「変なおじさん」でしかなかったのに、あっという間に感情移入してしまった。
瑠璃の母・直(西田尚美)は第1話から一貫して「酷い母親」で、今回は特に酷く、子供ができて結婚するから瑠璃の「戸籍を掃除したい」だの、都合のいい時だけ母親ぶって瑠璃を子供扱いしたり、または大人扱いしたり…挙句「私だって幸せになりたいのよー!」と絶叫。母として人として酷すぎる!と思うのだが、直に対して罵詈雑言でまくし立てる事が何故か出来ない。それは演じている西田尚美の人柄なのか?うーん、文句を言いたい気持ちのどこかで、何かが「待った」をかけてしまうのですよ。後半、「やっぱり瑠璃と別れられない!」とか言って取り戻しに来るのかな?
謎の男(竹野内豊)の過去とは、親友川島の自殺を止められなくて逃げ出した…という展開なのでしょうか?それでは単純すぎかなー。
ヤギの赤ちゃんの名は「ユキ」。ハイジ以来の定番なのか。