のんべんだらりといきましょう

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離婚弁護士2 #6

ううむ。「作家と公務員夫婦の離婚問題、原因は占い師の助言」という案件自体には、そんなに面白味はなかったかな。不動産売買による詐欺を調べ上げて占い師を訴える過程も、弁護士ならではというより探偵モノや刑事モノのような解決方法という印象を受けてしまったからかも。貴子姐さん(天海祐希)と美晴(秋本奈緒美)の間にはまだ信頼関係がないかと思っていたのに、急に「小説が書けない」とカミングアウトしてしまったのも性急に感じられた。それでも、ラストの理系で真面目な夫・和夫(柳沢慎吾)が、実はかつて小説家志望であり美晴の最大の理解者であったことが分かる展開にはジーンときた。あそこで盛り返した感じでした。
貴子姐さんと絵里(瀬戸朝香)が一緒に案件に取り組むのはよかった。特に二人で颯爽と歩いている姿は、「負ける気がしない」オーラを漂わしていたと思う。意見の違いをヒステリックにならずに戦わせる姿は見ていて面白い。そんな風に張り詰めて生きている絵里にも時には安らぎが…ということで、今回は大介(玉山鉄二)の留守電がその役を担っていたようであったが、今後貴子&三神の他に絵里&大介も進展するという前フリなのだろうか?それとも今回だけの演出かなぁ。
つや子(戸田恵子)が「退屈だ〜。誰もかまってくれない」と愚痴っていた時は、心の底から「お前も仕事をしろ!もしくは退職しろ!」と思ってしまったが、占い師の潜入捜査で役に立っていたからそれで良しかなぁ。ただ、あの潜入捜査は亜紀でも問題なかったような気もするが(それを言ってはいけないのか)。
▼今週のキャメル柳田(佐々木蔵之介

  • 貴子姐さんと二人で店を訪れたため、保っちゃん(松重豊)から箸をへし折ってしまうくらいの怒りを買ってしまうキャメル。
  • 「それ占いじゃないよ、保っちゃん!」おもらし疑惑のラクダ写真にダーツがどーーーん!!「…う、占いかな」フレンドリーなツッコミは保っちゃんには通じず。その後固まっている素敵な二人。
  • 停電騒ぎでライト係に徹するキャメル。女の戦いを効果的に演出。「下からは止めてよ怖いから」と貴子姐さんからはダメだしを受ける。