のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

アタックNo.1 #9

今回はどうもダメでした。努ちゃん(松尾敏伸)が死が軽く描かれているような気がして。これなら、「事故→意識不明の重体→ショックに耐えつつ試合→奇跡的に意識が回復」の明るい展開でも良かったのではないかなぁ?ベタ過ぎる?ここだけ忠実に原作どおりにしなくてもいいのに…。親しくしていた友人(恋人?)の死を聞いても、こずえ(上戸彩)はあまりダメージをうけているような感じがなくて、努ちゃんが不憫であった。こずえもみどり(酒井彩名)も割り切り早いねー。確かに、猪野熊(船越英一郎)が「バレーで悲しみを紛らわしてこそ、本物のアスリート」のような事を説明してくれていたけど、どっちかというと、八木沢(宮地真緒)が母(大林素子)の死を隠して試合に臨んでいると気がついたときのほうがプレーに対する動揺が激しかったような気がする。
神奈川実践との試合は、決勝戦だけあって他の試合より長く時間をかけて見せてくれたのでその点は満足。だが、最後の「エースの打ち合い」になってからの力の均衡が全く分からず、「ラスト1点!」的な解説もなかったのでいつの間にか試合が決まっていた。三条(遠野凪子)の「いくぞー!」とか鬼の形相とかは素敵だったが。
で、再び全日本選抜に戻るが、猪野熊がこずえに期待を寄せていることが十分に分かってしまったし、メンバー内のイザコザもなさそうなので、今度はどんな手で面白くしてくれるかが楽しみです。