テレビ放送された映画版の感想です。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/02/16
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以下ネタバレもあります。
潔いほどの王道で、次にこうなって、ああなって…と展開は分かってしまうけれど、それでも面白かったなー。特に、工藤(伊藤淳史)の件だけはオチを知っていたので、前半は仙崎(伊藤英明)よりも工藤にばかり目が行ってしまった。それにしても、元チビノリダー・伊藤淳史はここの所かなり出番が多いですね。「義経」の喜三太、「電車男」の電車男、ちょっと前だけど「家裁の人」の少女殺害事件の犯人、などといい仕事をしていると思います。結構好きです。
クライマックスで仙崎と三島(海東健)が遭難してしまうことは簡単に見通せてしまったけど、救助するためにヘリや巡視船が一斉に動き出す映像は迫力があった。やはり本物は違いますね。救助が間に合わない!→訓練生が行きます!というのは、実際は2次遭難の恐れもあるし絶対に許されないことなんだろうけど、みんなが一本のロープをつかみながら助けに来た場面はグッときました。前半でロープをつかんで移動する地上訓練をやっていたが、その時は何の訓練かさっぱり分からなかった。しかし、あの訓練はこういうことだったのかー!というのが分かって、ものすごくスッキリした。皆が一つの動きをしないとダメなんだろうね、あのロープを使った移動は。
ラストの査問委員会は、ちょっと微妙…というか、「訓練」でお偉い方々が納得する訳ないだろー!と思ったが、まぁあれはあれでいいのか…。でも、ヘリや巡視船を出した事で、かなりのお金もかかるわけだしねぇ。
番組の最後にドラマの予告が入っていて、トオルさんのマッチョぶりにちょっと驚いた。おおー!録画したドラマも早く見よう。