20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)
- 作者: 浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: コミック
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以下ネタバレあります。
だから「ともだち」は誰なんだよー!今回は最終決戦に向けての助走のようなもので、あまり大きな展開はなかった。山根くんやフクベエと一緒にいる無口な少年は誰だ?サダキヨではないと思っているのだが…。今回のDJ=コンチみたいに、急に思い出したキャラが出てきたらどうしよう。コンチなんて忘れていたよ!って、今まで回想やケンヂたちの会話の中にその名前は出てきていたのかな?今までのを読み返す気力がない。今回の、ヤン坊、マー坊による秘密基地破壊のように、何人も現場にいながら誰も覚えていない(もしくは記憶が食い違っている)所に、「ともだち」の正体に関するヒントがあるんだろうなー。
コンチと一緒に逃走するのがマサオだったのには驚いた。すっかり忘れていたマサオ。確か2015年のともだち復活騒動の時に万博会場で見た以来か。
高須のお腹にいるのは、「ともだち」のクローン?それとも、産まれてくる子供に脳移植でもして「永遠に生きる方法」とするつもりなのだろうか?どちらにしても、「ともだち」はもはやケンヂと遊ぶ事によって全てを終わりにしようとしているように見えるので、高須の算段とはちょっと違った展開になっているような気がする。高須の方もお腹の子供がいれば、「ともだち」なんていてもいなくていいと思っていそうだから、今後「ともだち」追い落とし計画とか立てていたりするのかなー。
「しん・よげんのしょ」の最後のページには何が書いてあるのだろうか?きっと、子供らしい荒唐無稽な「できるわけねーだろ!」「でも、あるある」という感じの予言なのかなぁ。もしくは、「お家へ帰る」みたいな郷愁モノ?