10年前に小夜子（岩田さゆり）が殺した変質者再び。殺されかけた恨み晴らすために小夜子につきまとっているのかと思ったが、小夜子の魔性の美しさを忘れられなかったのか。6歳児に欲情を抱いた男が、16歳の美女にしつこく興味を抱くのか？というのは疑問だが、それも小夜子の神がかり的な美しさゆえと思うことにしました。用意周到に縄を用意して木に縛りつけたにもかかわらず、なぜか自ら縄を解くという2度手間をかけている変質者の意図はさっぱり見えなかったが、その様子はかなり不気味で今回こそは小夜子大ピンチ！とさすがに思いました。ラスト前にここまでクローズアップされたということは、実はこの変質者何か大きな秘密があるのかと期待したけど、本当にただの変態でしかなかったようですね。
小夜子の2度にわたるピンチに全く役立たずの雪政（伊田國彦）、最終解脱が何の役にも立ってないぞ！いつも事後処理で、その有能さが発揮されるのは戦闘力の低そうな涼（松尾敏伸）に対してだけなのか。廊下で突然崩れ落ちた雪政には笑わされたけど、結局あれはどういう意味だったのだろうか？自分の至らなさを嘆いていた風に見えたけど、例の「ハアァァーーーッ」という雄たけびBGMの後、急に普通に戻っているから、「何か彼にも秘密が？もしかしてあの変質者、実は雪政！？」などと期待してしまったではないですか。うーん、気持ちの切り替えの早さが音速を超える男…ということにしておきましょうか。
いよいよ最終回だけど、おそらく次回は小夜子よりも涼の見所が満載だと思うのでかなり楽しみ。やはり暁（池田努）がいないと寂しいなー。涼の夢に出てきただけでもほんのりと嬉しくなった自分は、明らかに遠野兄弟にはまっています。
