- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/07/22
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- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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以下、ネタバレもあります。
14巻。ホーエンハイムとお父様が別人物だと分かりました。って、双子?そんなことはないよね。同じ種類の生物ではあるのだろうけど。ホムンクルスは生殖能力がないらしから、ホーエンハイムがホムンクルスであることはないんだろうなぁ。
リンが「強欲」になってしまったのには、「ええええぇぇぇええ!!」となった。うん、すんごい驚いた。
15巻。徹底的にイシュヴァール編。内乱の様子はかなり詳細に描かれていた。軍の兵士の亡骸が布にくるまれて並べられているのだが、その大きさが様々で、人の身長分あるものもあれば、その半分しかないもの、人の形をしていないものなど…ショックだった。遺体をストレートに描くより、よっぽどキツかった。
久しぶりにヒューズさんが見られたのはかなり満足しましたが!
シンの国からリン達が登場した時は、風呂敷広げすぎ?まとまるのか?と思ったが、錬金術の謎に迫るためにも意味があったんだなーと改めて感心してしまった。
ホークアイ中尉の背中の刺青、14巻のラストではかなり衝撃をうけましたが、謎が解けてみると「コレって必要なエピソードなの?」とちょっと疑問だった。今まで、無駄なものがほとんどなくすべて繋がっているような印象のある作品だったので、これだけ後から付け足したようにも見えた。今まではエドやアル、ロイが話の中心にいて、ホークアイ中尉はその少し外側から見ていたようにだったのに、無理やり彼らと同列持ってきたような感じ。でも、これが後々意味を持つのかもしれませんね。娘の背中に彫物をいれてまで、秘伝を守ろうとした錬金術師の狂気は十分に伝わってきました。