のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ふたつのスピカ #5

砂浜を全力でダッシュとか、屋上から想いを絶叫するとか、ほんと清々しいほどの古典的青春ドラマ。でも、それがこのドラマにバッチリはまっていて、盛り上がってしまうのですよ!マリカが失礼なほどふてくされつつも、でもやっぱりアスミの事を心配したりして、実に美しいツンデレ嬢でありました。ケイちゃんも、ドラマが始まった頃は性格の悪さ(そう見えた)にハラハラしたものだったが、マリカを注意できるのは今や彼女しかいないってなくらいになりました。マリカに「どうせあなたは悔しくないんでしょ」と言われたときの表情がすごく上手いなと思った。それがあったから、砂浜で「私だって悔しかったんだから!」が重みを増した。アスミ、シュウ、マリカみたいに、優秀な生徒ではないからこそ、一番感情移入できるのかもしれません。あのお祭りの場面、告白すればよかったのにぃぃ!!!とギリギリしながら見てました。
アスミの父ちゃんと佐野先生の場面も凄く良かったなぁ。今の2人と若い頃の2人が繋がって、アスミたちも父ちゃんたちも同じ花火を見ている絵にじんわりきた。
シュウが倒れているラストに「ああ…」とガックリきてしまった。しかも、発見したのがふっちーだから余計に悲しかったよ。シュウがどれほど宇宙に行きたいのかを一番良く分かっているのはやはりふっちーだと思うし、ふっちーとシュウの友情を思うと、あんな姿を見たらかなりショックだろうなぁ。