のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

任侠ヘルパー #8

盛りだくさんで目の離せない1時間だった!鷲津組組長の入院、捨てられるお年寄り、りこちゃん組ゴタゴタ、ハートフルバードの内乱、羽鳥社長と涼太親子、上手いバランスで描かれているから見ていてすごく面白い。
夏夫じいちゃんの延命治療の件での一連の会話はいろいろ考えさせられた。自分自身を投影して「これが生きてるって事か」と憤る鷲津に、「(面倒は見られないが)親だからせめて少しでも長く生きて欲しい」という息子、そしてそれを「他人が口出しする事じゃない」と諌める彦一。また一方で、「(じいちゃんが喜んでいると)自分がそう思いたいだけだろ、手前らの都合で人の寿命を決めるな」と家族にも言い放つ彦一。家族の立場、他人の立場、それぞれの視点に立った彦一がきっちり言いたいことを伝えてくれるから、すごく伝わってくる。鷲津に対してのあの優しい「帰んぞ」はジーンとしたよ。彦一かっこいいなぁ(こればっか)
まさか田中哲司が刺されてしまうとは思わなかったよ!死んじゃうかと思ってハラハラした。こんなところで田中さんが退場だなんて!!そして、ラスト般若のような顔でエレベーターに乗り込んでくるりこちゃんもカッコよかった!あの大迫力の目力がここぞとばかりに発揮されていましたね!