のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

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永井大主演!とドーンと宣伝していたけれど、初回の主演は間違いなく加藤あいでした。私は永井さんがあまり得意じゃないんですが、こういう狂言回しポジションなら大丈夫そう。
ラスト、自分の元の顔を持った女が捕まってしまった事を気にして自首する…という場面で終了でしたが、あのまま知らんぷりをするというブラックオチに行くかと思ってました。そこまで悪人じゃなかったのね。整形した理由を「美人に生まれ変わって幸せになりたい」と最初に提示していたけれど、結局「横領の過去から逃れるため」の意味もあったってこと?その深層心理が働いて、ドッペルゲンガーが彼女の前に現われてたって事なのかな。
それにしても、誤認逮捕された整形前の顔を買った女が、なぜあの顔を選んだかが気になるわ。それまでの顔を捨てたいよっぽどの理由があったのか?やっぱり犯罪がらみとか、逃亡生活者とか?その女の人の過去のもかなり壮絶だったんじゃないでしょうか。彼女が何故あの顔を買ったのか、そして誤認逮捕後は、というような加藤あい編の連作を見たい気分になりました。