奥田民生 ひとり股旅スペシャル＠広島市民球場

ひとり股旅スペシャル@広島市民球場 [DVD]

3万人の観客の前でたった一人。やっぱりスゴイなー！ノーカットにしてくれて、チューニングタイムも全て入れてくれてありがとうございます。
「素晴らしい日々」や「人ばっか10.3」の「雪が降る町」は、演奏してくれるとやはり嬉しいというのが正直な気持ち。たったワンフレーズの「泣き出しそうな」で、会場がウォーとなったのわかる。だって、私もDVD見ながら「うわー！」と独り言を言ってしまったから。
そんな中でも「The STANDARD」とアンコールで歌った「CUSTOM」が一番素晴らしかったと思う。特に「CUSTOM」は「伝えたいことが　そりゃ僕にだって　あるんだ」と始まったとたんに半泣きに。広島市民球場で、ひとりアコギを抱えてそんな風に歌われてしまったら、泣かずにはいられなかったよ。球場2周（？）の大ウェーブも興奮したし、風船飛ばし、ラストの花火、球場一周パレード、胴上げなどの歌以外の演出も「ひとり股旅スペシャル」にピッタリとあっていたと思う。民生やスタッフの人だけでなく、観客全員が「成し遂げた」感を味わえたライブだったのではないのかな。DVDを見ている私でさえ、そんなことを感じてしまったのですから。
ボーナストラックのドキュメンタリーも見ごたえがありました。OT広電号の中から球場が見えたときは、これから始まるんだーというワクワクした感じを追体験できたような気がしたし、バックスクリーン下で民生が始まるのを待っている時は、「あー！」大きな声を出してウロウロする民生から緊張感が伝わってきた。
2004年10月30日に広島市民球場にいた人は、きっと忘れられない日になっただろうなー。