のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

義経

なぜ合戦のさなかあのような砂金が船に乗っていたのか?は最大の謎だが、演出としては美しいものが見られました。砂金が舞い、その中を現れた義経は確かに美しかったものなー。
壇ノ浦の野外ロケは迫力だった、が…弁慶の投げた石や知盛が最期に纏った重しのチャチさには驚くばかり。もう少し何とかならなかったのだろうか。
知盛はかなり熱演で、武士としての見事な生き様は主役の義経より目を見張るものがあった。正直、自分の中では以前にあった継信の最期より盛り上がった。そして、女院たちの入水とあわせて見ると切なさが増す。次々と海に飛び込む姿は、見ていて苦しかった。時子の最後の表情は最も印象的。まさに諸行無常であった。