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ボクと魔王

ボクと魔王

ボクと魔王

発売直後(2001年)に購入したのだが、当時は序盤で挫折。久しぶりに再び始めてみたら、今回は投げ出すことなくクリアできました。
まず、キャラクターデザインが好み。それだけでなく、影の薄い主人公も、影の薄い主人公の影である魔王も、口うるさい勇者も、ワガママな女王様も、キャラクターの存在がどれもこれも愛らしい。
ストーリーはとてもしっかりしていたと思う。序盤はドタバタ珍道中で緊張感ゼロなのだが、中盤からの劇的な展開に完全にはまりました。もちろんほのぼのさを忘れる事もなく、魔王と勇者の漫才を所々で披露してくれるのだけれど。ゲームのシナリオというより、一つの童話を読んでいるような感じで、ラスボス戦の前はグッとくるものがあった。
キャラクターとストーリーは満足なのだが、それ以外で不満な箇所もチラホラ。視点が悪く、特にダンジョン内ではキャラの動きについてこれずに壁によって遮られたままだったことも度々。その上エンカウント率が高くてなかなか進めずかなりイライラした。一度このゲームを止めてしまったのは、このせいだといってもいい。
セーブポイントはあちこちにあるし、レベルもどんどん上がるので苦労することはほとんどなかったが、最後のダンジョンは苦しかった!迷いに迷って全く進めなくなったので、攻略サイトを頼ってしまいました。
お気に入りのパーティーは、主人公、ロザリー、ビッグブル。あと、魔王はやはり影でなくとしっくりこないね!