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野ブタ。をプロデュース #2

今更2話の感想です。
実際にプロデュースが始まるとやっぱり面白いな。坊主系の自己主張を紹介したり、「どんな自分に見られたいか」を考えさせたり…と具体的に説明しているのも見ていて面白かった。
修二(亀梨和也)が本当に人気者なのが気になるところ。結局、修二自身も無難に演じて過ごしているわけで、それは周りの友人も同じなんだろうね。吉田(石井智也)らとふざけながら男子の中心グループ気取りだけど、そんな上っ面だけのものは何かのきっかけであっさり崩壊してしまいそう。どうも吉田との友達ごっこが見ていて気持ち悪いんだよなー。
修二と彰山下智久)が自ら制服に落書きをしてブームにしてしまうのは、信子を救い、犯人に一泡吹かせる(?)と言う意味では爽快だった。しかし、バカにされている人がやると「カッコ悪い」が、同じことを人気者がやると「カッコいい」結果になるという事実は、結構重かったなぁ。結局「人気者」が勝ちっていうか…「勝ち」という言葉は語弊があると思うけど。まぁ、現実はこの通りなんだけどね。
信子(堀北真希)が大きな声で(心の中でだけど)「おはようございまーす」と言ったところは、何ともいえない温かさを感じた。このまま上手くいくといいのだけれど。あの終わり方を見ていると、制服の落書きをしていたのは坂東(水田芙美子)グループはと思っていたけど、実は本当に無実だったのかな?と思えてきた。