のんべんだらりといきましょう

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大奥〜華の乱〜 #8

人間関係が混沌としていて恐ろしい!右衛門佐(高岡早紀)と信子(藤原紀香)と安子(内山理名)の3人が揃うってのも今までの経緯から言えばありえないような気もするし。長丸が亡くなった時に、信子にただならぬものを感じていたはずの安子が信子と一緒とは、キリキリするような緊張感。そして、その時の内容をさっさと吉保(北村一輝)に伝える信子。音羽余貴美子)は桂昌院江波杏子)の腹心ではなく、光圀公(大杉漣)の手のものだったとは。
右衛門佐が会心の一撃で、吉里の出生を暴くかに見えたが吉保の方が一枚上手だった!って「安産祈願です」などでよく納得したなぁ。「下がりゃ!」と言われて、はらわたが煮えくり返っているであろう右衛門佐が冷徹な表情で廊下を歩くのが印象的だった。このドラマは安子、お伝(小池栄子)を初めとして、表情をギラギラさせる人ばかりだからね。かえって新鮮だ。
お犬様の毛皮騒動でお伝と大典侍中山忍)がやりあっているのも、二人のキャラが可愛らしく見えて悪くない。お伝はね「まったくバカなお触れを出したものよ」と吐き捨てたのが良かった。世継ぎ争いから脱落して、少し冷静になった感のあるお伝も好きだなー。
綱吉(谷原章介)は今回良く頑張った!桂昌院に「もう好きにさせてはいただけませんか」と言えたのは彼にしてみれば大冒険だよ。あの癇癪もちがここまできたかと思うと…。ダメな子ほど可愛いんだよね。彼の「安子、安子」を聞いていると、もう二人で隠居させてあげようよーと言う気分になるのだが、成住(田辺誠一)が生きていたのかよ!幽閉されているのは吉保の元恋人という私の妄想は崩れ去ってしまいました。一体何年あの状態で幽閉されていたのだ。こうなると安子は成住の元へ帰ってしまうのか?綱吉・安子エンドでいいじゃんかーと思っているので、どうなるのか心配だ。