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アンフェア #5

このドラマ、解決編は正直微妙だけど、事件の導入部分は上手いなと思う。瀬崎の「小説型連続殺人事件」も初めはかなり燃えたもの。今回の誘拐も、緊張感があって面白かった。その満足感には香川照之の出番が多い事も大きく影響しているのだけどね。ラストの「募金型誘拐事件」と「アンフェアなのは誰か?」で次回も見たい!という気になりました。ただ、このドラマはあまりにも思わせぶりなことが多すぎて、「どうせ大したことないんでしょ?」…と警戒しながら見るようになってしまったかも。
まず、牧村(木村多江)の自作自演の可能性。やたらと美央(向井地美音)に謝ったり「もういいのよ…」と言ってみたり。あと部屋から出てきたノートパソコン。このパソコンに瀬崎の書いた(?)小説のデータでもあったら興奮する。
次に安藤(瑛太)。パソコンの便利さや「仲間ができて〜」云々を言い出して、何かありそうに思わせてくれるなぁ。あと、やたらに山路(寺島進)や小久保(阿部サダヲ)に無能扱いされているし。
コートに帽子の誘拐犯は女?シルエットも華奢だし、牧村に突き飛ばされて吹っ飛んでいたし。そうすると俄然怪しいのが蓮見(濱田マリ)。いよいよジェイミー(@24)化か!?通信にも詳しいし、彼女が情報を解析しているなら、誤魔化す事も簡単なはず。声を出さずに文字で美央を脅すのは、顔見知りで声を聞かれるとバレるから?*1それにしても、犯人はどうして美央を縛っておかないのだろうか?そうしておけば、逃げられそうになったりしないのになー。
ちょっと怪しい?と思われた和夫(香川照之)の部下が、今回は特に目立った動きがなかった。その代わり、出版社の編集長が鬼だったなー!瀬崎の所のも酷かったが、またかよ!という。このドラマに出てくるマスコミ関係者は、皆「売れてナンボ!」キャラすぎる。
身代金を募金で要求するというのに驚いた。犯人射殺により、一部でかなり批判されている雪平(篠原涼子)にどれだけ集まるのだろうか?それも気になる所。10円だし、子供には罪はないから多く集まるのかな?あと、雪平を非難している団体の方々は、抗議しつつも募金に参加するのか?それとも無視か?そこら辺がどう転ぶか楽しみだ。

*1:実際は、視聴者にばれるからだろうけど