DEATH NOTE 10 小畑健・大場つぐみ

DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)

いまいち停滞ぎみだった展開から多少盛り返してきたかな。
以下ネタバレもあります。ご注意を。



相沢が月を疑ってニアの元を訪れるくだりは面白かった。やはり月は外部からも内部からも疑われていないと盛り上がらないよ。ただ、相沢が疑い出したのが突然なように思えてしまったが、L退場後からそれらしい伏線はあったっけ？相沢は今まで、単なる背景キャラだと思っていたが、今回スポットライトを浴びて実は有能だった！という風に見えてきた。その代わり、伊出が松田ポジションに近づきつつある。あと、相沢さんの髪型がアフロから短髪に変わってから模木とどっちがどっちだか迷うときがある。
後半は魅上と高田が加わって新たな展開になったが、清楚高田がバカ女になっていてショック！って学生時代もそういうキャラだったのかな。プライドの高い女が、自分よりミサミサを選んだ月をそうそう許すものだろうか…？とも思うがまぁいいか。登場人物が増えて関係も複雑になってきたが、そのせいで全体が散漫な印象でした。
高田の件も含め、月って最後はミサミサに殺されてしまうのではないか…？と思えてきた。