のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

北海道旅行 その1

■函館まで列車の旅
東北新幹線はやてに乗って八戸まで約3時間。途中盛岡駅で列車の切り離しがあったのだが、切り離しって駅員さんが手作業で行っているのかと思ってた!マジで!!連れには「手作業っていつの時代ですか…」と呆れられたが、本当に知らなかったんだよ。バシバシ写真を撮ってしまった。自動で切り離され、旅立っていく新幹線をポカーンとしながら見送る私であった。



結合部分

切り離し中、さらば新幹線こまち!

当然、カバーも自動で閉まる


八戸駅で、スーパー白鳥に乗り換え。駅弁を購入し乗車。途中で青函トンネルをくぐるのだが、過去2回寝台特急でトライした時には上手いタイミングで起きられなかったため、海底駅を見ることができなかった。だけど今回は昼間だしダイジョーブと期待していたのです。しかし、駅弁を食べ満腹になった頃、眠気が…!!うつらうつらしながらも、強引に目を開けたところ、海底駅(の光?)は一瞬見ることがきたが、最深部についているというライトは気がつかないままトンネルを抜けてしまった。む、無念…。

函館に着いたら湯の川温泉にタクシーで移動。温泉に入って、タコしゃぶやらカニやらいただいてゆっくりしたのでありました。部屋の窓からはイカ釣り船の漁火がたくさん見えてとても綺麗だった。

函館市電
宿からはバスで函館駅前まで移動し、荷物をコインロッカーに預ける。駅のコインロッカーは大きなトランクも預けられるサイズもたくさんあり、特に困ることはなかった。まずは路面電車函館市電)の乗りたいー!と乗り場に向かう。自動車と併走しながら小さな電車が走って来るーーー!!5分おきに電車は来るので、ほとんど待たずに乗れました。ちんまりしていて可愛いなぁ。乗っている間、意味もなくワクワクしてしまいましたよ。
函館市文学館
末広町で下車し、函館市文学館へ。目の前にあるのですぐに分かったが、残念ながら外装を修繕していたようで、建物自体を拝むことはできなかった。主に石川啄木の資料が展示してあったが、函館ゆかりの作家も紹介してあり、その中でも佐藤泰志が目をひいた。初めて名を聞く作家であったが、その特徴的な筆跡がかなり目立っていた。原稿用紙のマス目いっぱいに書かれた直線的で癖のある文字が印象的。その筆跡と経歴(何度も芥川賞候補に挙がったが、受賞は出来ず41歳で自死)が気になって、作品を読んでみたくなった。
■海鮮丼
市電に乗ったり歩いたりしながら、函館を散歩。赤レンガ倉庫群を見た後は、函館朝市の「きくよ食堂」で3種お好み丼を食べる。カニ、いくら、ウニを選びました。その後も市電を利用してあんみつ食べに行ったりしましたが、こんなに何度も市電を利用するならば最初から1日乗車券を購入しておけばよかった…!と後悔したのでありました。まったく計画性がないんだから。