のんべんだらりといきましょう

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生きる

黒澤明ドラマスペシャル「天国と地獄」よりも、こちらの方が面白かった。落ち着いてじっくりと見ることができました。葬式で、職員たちが「なぜ課長はあんなに必死だったのか」を考える場面では、役者もしっかりとしていたので自分も考えされられることが多かった。
課長を連れまわす北村一輝の場面も印象深かったなー。でも、これまで堅物で通してきた人に、いきなりニューハーフのショー、違法行為のカジノ、外国人パブって、ハードルが高すぎて笑えた。もう少しウォーミングアップしてからでもよかったのではないだろうか。あと、ヤマシゲさんが、一瞬だけ役所の職員で登場。他にも出番があるかと期待しちゃったじゃないですか!多分、冒頭のワンシーンだけ…だよね。
10年以上前に一度映画を見たことがあるが、あの時は多分よく意味が分かっていなかったんじゃないかと。ただただあらすじを追っていただけかもしれないなぁ。今、もう一度見たら、きっともっと違う事を感じると思う。