のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

無限の風 いくえみ綾×奥田民生

ヤングサンデー51号掲載。
少女マンガというステージではないせいか、ヤンサンに掲載されるこのコラボシリーズはいくえみさんの持つドライさにより磨きがかかっているような気がする。また、セリフやモノローグにもいくえみさんの表現する「民生節」があちこち強調されている。「〜なのだ」とか「〜だ」で断定口調な所とか、短い言葉を繰り返す所とか。
「My dear B・F」のような切ないオチかと思ったけど(死んだ子狸だったらどうしよう!なんて)、おかっぱちゃんが元気で安心した。駄菓子屋の主人は、あの目の傷からコラボシリーズ第2弾の「MANY」に登場した兄ちゃんか?とも思ったけど、頬がこけていて顔が違うような気がするし、もし本人だったらメガネ美人の奥さんがいずれお亡くなりになってしまうことになるので、きっと違うのだろう、そう思うことにしよう。
来年1月に単行本が発売されるそうです。